ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者440人。死者数6人。

2020-04-04 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 4月4日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者のうち死者が新たに2人増えました。合計6人になりました。
 男性と女性で、女性のほうは、亡くなってから、検査されてコロナウイルスに感染していたことが分かったそうです。ミンスク市在住。糖尿病を抱えていたそうです。年齢は67歳。
 年齢は男性が60歳。持病はなかったそうです。ミンスク市在住。

ベラルーシ保健省は感染者数を440人と発表しました。結局保健省が発表する体制に戻ったようです。

 ベラルーシで、最近、レモン、にんにく、しょうがの値段が上がっているそうです。
 全て輸入品で、しかも風邪に効くからです。30−70%の値上がりだそうです。

 他にも小麦粉、鶏肉、パン、ベビーフードの値段が高くなりました。
 このような非常事態にベラルーシ人が買う物が何なのか分かったような気がします。

 明日、日曜日がベラルーシの小中高校の春休み最終日だったのですが、1週間春休みが延長されることになりました。
 土曜日の夜にいきなり決定しましたが、子どもたちは喜んでいるでしょう。
 



 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者数351人。46人退院

2020-04-03 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 4月3日の書き込みです。
 ベラルーシ国内でのコロナウイルス感染者数が351人、そのうち46人が退院、16人が人工呼吸器をつけて治療中、と大統領が発表しました。死者は増えていません。
 昨日から大統領自らが数字を発表しています。

 署名活動もあった、4月4日土曜日を4月27日月曜日の代わりに就業するのはやめようと言う意見について。
 年初の政府の決定通り、4月4日は就業日。(大学は月曜日の時間割通り授業を行う。)
 4月27日月曜日は休日になりました。
 まあ、4月25、26、27、28日が4連休になるんですけどね。
 今の今、人混みの中、出勤したくないよーと言う人も多いでしょう。

 ベラルーシでは今、小中高は日曜日まで春休みなのですが、これも大統領が、
「もう1週間延長する可能性がある。」
と今日、言い出したので、おそらくそうなるでしょう。
 ベラルーシの学校は春休みは1週間だけなのですが、今年は2週間になるようです。

 ちなみにその後ですが、保護者が、
「子どもを学校に通わせたくない。」
と希望する場合は、一筆書いて学校に提出すれば、学校に通わなくていいです。
 しかし、勉強も自分でしなさいね、遠隔学習なんてあなたの子どもだけのためにはしませんよ、という条件なので、子どもは家で一人勉強したり、親が勉強を教えないといけません。あるいは家庭教師を雇うか。
 学年末である6月には中学卒業試験を控えている学年の子どももいますし、大学入試は7月ですよ。
 自分一人で受験勉強ができるかどうか。
 教育の現場は悩ましいですね。

ベラルーシのコロナウイルス感染者数215人。死者数4人

2020-04-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 4月2日午前の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数が215人であると発表されました。
 ただそ発表したのは保健省ではなく、非常事態省で、両者の発表に微妙に違いがあります。集計にも時間がかかるし、集計したとたん、新しい感染者の報告が来たりするので、こうなってしまうのでしょう。
 今まさに感染が確認されたという人もいるので、ここでの発表に出てくる数字は、1日前の時点での数字だとお考えください。

 上記の内訳は、首都ミンスクが102人。
 次にビテプスク州が66人。
 ミンスク州が33人。
 ゴメリ州が9人。
 グロドノ州が4人。
 モギリョフ州が1人。

 ブレスト州は0人でしたが、今朝1人が確認されました。
 ベラルーシは6つの州に分かれています。
 ミンスク市は地理的にミンスク州のうちに入っているのですが、上記の統計では、州別の数字を挙げていますが、人口が飛び抜けて多いミンスク市だけ、別枠で数えられています。
 そういう集計方法は正しいと言えば正しいですが、州別に分けるのであれば、ミンスク州は135人になりますね。

 4月2日午後の書き込みです。
 ベラルーシの大統領が、コロナウイルスによる死者数を4人と発表しました。
 私は保健省でも非常事態省でもなく大統領自らが、死者数をはっきり発表した点が評価されると思います。
 このようにはっきり言ってくれると国のリーダーとして真摯な態度を見せているように思えます。
 ベラルーシでは3月31日に保健省が「コロナウイルスの感染者数を公表しない。」と発表していたのです。
 その後、非常事態省が発表するようになりました。(まだ1回だけですが。)そのため、感染者数や死者数が微妙に違っていたりしたのですが、保険省が発表しないなら、別の省庁が発表すればいいだけのことで、月も変わって担当が変わったのか・・・という印象でした。
 すると、今日は大統領自らが発表。
 明日からどうなるでしょうか。

 

ベラルーシのコロナウイルス感染者の死亡者2人目

2020-04-01 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 4月1日の書き込みです。
 ベラルーシ保健省はコロナウイルスに感染していた人が、持病などの悪化による複合的な理由により死亡したと発表しました。
 ベラルーシでは2人目の死者です。年齢、性別など詳細は公表されていません。
 死亡者一人目の俳優のように有名人だったら詳細が報道されるのでしょう。

 今日、ベラルーシ政府はそばの実、玉ねぎ、にんにくの国外輸出を禁止しました。

 そしてマスクと人工心肺装置を援助してくれるよう、ロシア政府に要請しました。今、ロシアも大変な時期ですから、どれぐらい多くの支援がベラルーシに回されるかどうか分かりません。

 ・・・と思っていたら、ロシア政府から、「ベラルーシ政府からそんな要請、聞いてない。」と言うコメントが来ました。
 実際にはベラルーシ政府が要請していないのか、あるいは要請したのに、ロシア側がちゃんと把握していないのか、あるいは把握しているけど、こっちも余裕がないので、こう言う言い方で断っているのか・・・よく分かりません。

 次にベラルーシ感染者数や死者数などの公式発表について、リトアニア政府が「信じない。」と発表。
 確かに、ベラルーシ人でも、本当はもっと死者がいるのに隠しているんじゃないの?と思っている人はいるでしょう。日本国内でもそうです。どこにでも疑う人はいます。
 しかし、リトアニア政府はどうしてわざわざ国として、よその国の公式発表を信じないと発表するのか?
 私からすれば、信じようと信じようないとよその国の数字なんだし、信じませんとか公に言わなくてもいいのに・・・と思います。
 このリトアニアの発表に対し、ベラルーシ保健省は、公式に発表している数字にはちゃんとした証拠があり、それに基づいて発表しているものです、と発表。
 こんなふうに応戦し合っている場合ではなく、リトアニアも自分の国民のことを最優先に考えてあげて・・・と私は思いました。

 ベラルーシでもレジの行列に並ぶときに、前の人との間を1メートル半あけましょう、と言うお知らせの紙が店内に貼られるようになりました。
 それをちゃんと読んでちゃんと守っている人もいれば、読んでおらず、普通に並んでいる人もいます。
 お互い注意し合うとは思いますが。

 商店のほか、地下鉄の駅にも消毒液が置かれるようになりました。しかしそれで手を拭いている人はあまりいません。
 ベラルーシは寒の戻りで、4月になりましたが、雪も降り、寒いです。みんな手袋をしているので、手の消毒は地下鉄の駅ではしなくていいと思っているようです。

 4月2日の書き込みです。
 ベラルーシで2人目のコロナウイルスによる死者について、報道がありました。73歳の女性。
 同居していた娘はビテプスクの製靴企業で働いています。この企業内で感染者が出ていました。
 おそらく同僚から、女性に。その母親に・・・と無症状のまま感染したようです。
 母親、娘ともにコロナウイルスの検査は陽性で、入院していましたが、73歳の母親だけ症状が悪化し、入院して2週間後に亡くなったと、この死亡女性の甥がインタビューに答えていました。この甥一家も濃厚接触の疑いがあると言うことで、検査を受けたそうです。