今何をやりたい 最後に何になりたい

目の前のことを一つずつこなせばいい

これは一つの答えであり
問題を解決する一つの方法である

しかし
微妙なところで納得はし難い言葉である

目の前のことをこなすだけであったら、その繰り返しの人生って結局なんだったのだろうってことにならないだろうか

日々問題は積み重なって起こる
毎日のルーティーンをこなすだけでもしんどいのに
必ず予定していないことも付け合わせて起こる

それは落ち着いて考えることが不可能なくらいの勢いで押し寄せてきて、根本的に自分は何なのか、自分は何がやりたかったのかも飲み込んでしまいがちである

それを解決する方法は間違いなく一つ一つ順番にこなしていくことなのだが、そのまま終わってしまわないように何か強い気持ちをもつ必要がある気がする

自分のやりたいことをはっきりさせる
自分のやりたいことをたまに思い出す
人生の最後にどうなっていたいかをイメージする
たまにそれを自分に問いかける

やりたいことを見失わなければ
毎日繰り返しているバラバラのように見えた目の前のルーティーンは、一つの真実味をもって一つの道を導き出す

おそらく一つ一つのことすべてがなりたい自分へつながっている

だから
毎日行われている一見退屈に見えることは決して無駄ではない

「自分」を意識すること
その状態で無理の無いように
やることを一つ一つこなす

作業ではない
それは将来の為への布石

今悩んでいることすら
未来への自分に必要なことなのかもしれない

なりたい なってる なる

スーパースターになりたいな
みんなにキャーキャー言われたいな
有名人になりたいな
誰かの力になりたいな

なりたいな
実はすでになってるな

誰かのスーパースターにはなってるな
誰かの心には届いてるな
一部には有名人になってるな

何も達成していないかと思っていたけど
実は自分は捨てたもんじゃないな

誰かは誰かのスーパースターであり
誰かは誰かを待っている

その身近な気持ちに応えられるなら
誰かのために走れるのなら

僕らはすでにスーパースターだ
正確に言えば
スーパーじゃない
特別じゃない

だけど
誰かの気持ちが暗いときに照らせる星になっている

それだけで充分じゃないか
それだけで満足じゃないか

テレビで見ていたヒーローは
実は自分の身近にいて
僕らの星になっている

テレビで見ていたヒーローは
実は自分の心の中にいて
いつでも輝くヒントになる

いつか本当のスーパースターになれるかな
いつか本当に

なれるはずだよね
ゼロじゃないんだから