ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

やりきってないくらいが丁度いい

2017-02-26 08:48:00 | 小説及び小説になりうる原料
まだやりきっていないことが沢山あるくらいが丁度いい

いまの職業に就いて、たくさんの時間をそれに割いて、その分ご無沙汰になったものもあれば、脳裏につきささるかけがえない体験もたくさんできた。

一つを選ぶということは、それ以外のことを一旦置いておくことだ。でも、それはそれ以外のことを捨てるのとは意味が違う。一つをやることで、もう一つが化学変化のように違った輝きをみせることもある。

やりたいことがたくさんある人は、一度にそれらをやりたがるが、一つ一つこなすことでも、決して時間の無駄にはなっていないということを知っておくべきだ。

ながら
ももちろんいいが
一旦置いておく場合でも焦ってはいけない

大切なのは
何かを置いて何かをするときに
置いておく方のやりたい気持ちを忘れないことだ

やりたい気持ちが消えない限り
またいつでもスタートできる

僕の場合は
ダンス
小説

ありがたいことに僕の周りには
大量にダンスを極めている人や途上の人がいる

その人達のおかげで
やりたい気持ちがなかなか消えない

本当にいつも
応援しています(対象が多過ぎてめちゃくちゃ不特定多数(笑))

ありがとう!

自分らしさくらい自分で守ろう

2017-02-23 20:58:00 | ねぎ詩


小学校から中学校に進学するとき
「勉強が忙しくなるよ」
と言われて
これまでの自分のままでいられるか不安になった

中学校から高校に進学するとき
「義務教育終わって本格的に忙しくなるよ」
と言われて
これまでの自分のままでいられるか不安になった

高校から大学に進学するとき
「これからは自分で考えて行動するんだよ」
と言われて
これまでの自分のままでいられるか不安になった

大学から社会人になるとき
「もう社会人になったら遊んでいられないよ」
と言われて
いよいよ自分を捨てるときがきたと思った

子どもが産まれるとき
「自分の時間はないと思いな」
と言われて
子どものためだけに生きるときがきたと思った


でも
僕は僕のまま成長できた

自分らしさくらい自分で守ろう

ぼくのキモチ ~豆之助の場合~

2017-02-19 07:43:00 | 愛犬「豆之助」の何気ない一言
時々恐ろしいことを考えてしまうんだ
今が幸せってことは
いつかは幸せでなくなってしまうんじゃないかって
漠然とした不安は
毎日の安心感でかき消されてしまうけれども
たまにお留守番のときに
思い出してしまうことがある

僕はここではない場所で生まれた
僕は今のママでないママから生まれた
なんとなくその記憶から僕は始まった

そして
たくさん仲間がいる狭い狭い場所に長い間閉じ込められたんだ

値段をつけられて

みんなが
かわいいとか
小さいとか

笑顔になってくれたのは嬉しかったけど、それは通りすがりの言葉の集まりであって、永遠に残るものでは無かった

この子にしよう

そんなときだった
僕は閉じ込められていたゲージから出た

また
通りすがりの人の遊びかと思った

その若い夫婦は
僕のことを雨からかばうようにして
とても温かい場所に連れていった

そこが今の僕のおうちになった

僕は恐る恐る籠から外に出たんだけど
そこには笑顔の二人が待っていた
無条件に甘えていいのかな?
このご飯、本当に食べていいのかな?

後から聞いた話だと
僕は本当に1日目は動かなかったみたいだ
今から考えると本当に嘘みたい

今ではここでの生活が
本当に当然になっていて
二年間があっという間だった

怖いときにはぎゅっとしてくれ
寝るときにはそばにいてくれ
一緒に旅行で新しいものを見せてくれ
悲しい涙を僕に見せてくれた

そして
夫婦でこんな会話をする

ねぇ、豆がいてよかったね

そうだね、本当によかった

僕の心は温かさで満たされ
不安はこの世に一つもないように感じるんだ

どこで生まれたのかなんて関係ない
今の生活が大好き
今の家族が大好き
それ以上考えたり求めたりはもったいない

今日もパパのお腹で目覚めて
ママの布団に潜り込むまでが大事

よーし
今日もたくさんおねだりして
うんと
遠いところまで連れていってもらおう

本当に
二人には感謝しているんだ


舞台上の散歩

2017-02-12 19:28:00 | 小説及び小説になりうる原料

思えば舞台上から見る景色にはまったのは高校のときからだった。
始まる前は暗くてお客様の顔が見えない。だけど、ぎっしり詰まっている気配を存分に感じる。緊張感で押し潰されそうになる。
しかし、不思議と一歩を踏み出すと、どんどん勇気が沸いてくる。お客様の顔もちらほら見え始める。
スポットが当たる。みんなが注目する。後はやるだけだ。
一年生のときは舞台のこの辺。
二年生のときはちょっと前進。
三年生のときに、ずっと見ていた先輩の背中が無くなる。その代わりに、背中から後輩のエネルギーを感じる。

今日は舞台を散歩した。
遠くて後輩たちが舞台に立っている。
現役で立っているときは気がつかなかった。

上を見上げればこんなにもスポットがある。
横をみればこんなにたくさんのスタッフがいる。

舞台に立つことは幸せなんだ。

舞台関係の仕事のときは(あっ全然プロとかじゃないんで、しったかしてすいません)、いつもしぶしぶ家を出るわりに、帰るときにはエネルギーを充分充電して帰ってくる。

やっぱり舞台が好きだ。
また明日からこの自分と頑張っていこう。

切り絵の木々

2017-02-12 06:55:00 | ねぎ詩


コントラストを100%にした
木の部分と空の部分
全か無かの境目は明確
シャープな形を明らかにする

どちらが実態で
どちらが手に触れられない存在なのか
もはやわからない

空が切り取られたのか
木が切り取られたのか
もはやわからない

ただ無数の線たちが
美しい造形になり
冬の朝のハッキリとした空気と
マッチングして
何かの決断を僕たちに迫っているようにもみえる

どちらが本当で
どちらが虚なのか

もう少しすれば
薄いピンクに染められる季節がやってくる
そうなると日本の心に馴染んで
ちょうどよくの精神が蔓延する

ハッキリとした季節は頭をシャープにする

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