ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

空はいつでも青いだけ

2016-12-03 19:12:00 | 小説及び小説になりうる原料
空は
ある日は黒くて
ある日は白くて
ある日は青いわけではない

空は常に青いのだ

例えば雲がかかっていたり
青をさえぎるものがあるからそう見えるだけだ

人間がいる地点からはそう見えるだけで
空はいつだって青い

その気になれば
僕たちのいる場所から
いつだってその青の青さに
思いを馳せることだってできる

単純に空は青い
僕たちは普段、余計なものを見過ぎているだけなのかもしれない

厚い雲を抜けろ
悩みを突き抜けろ
僕らにはまだ青さが必要なのだ


霊峰富士を見下ろして

2016-12-02 11:22:00 | ねぎ詩
日本のシンボル富士の山
見上げれば上の方が高すぎて
雪が白く頭を染めている
簡単には登れない

昔の人は富士には神が住むとし
誰しもが登れない神秘的な山とした

その富士山を簡単に見下ろす時代がきた
足を使わないでも越えていく術を身につけた
あの白い部分も間近で苦労せずに見ることができる時代がきた

富士山はそれでも動じない
それがどうしたとそびえ立っている
観光客がバスツアーでたくさん群がっていても関係ない

人々は簡単に富士山よりも高い位置にいけるようになったが
それは富士山を簡単に越えることとは同意ではない

富士山は埋もれない
どれだけ文明が発達したとしても
どれだけごちゃごちゃ人工物が立ったとしても
人で溢れかえる前から富士山はいた
すべてを見通している山

だから
富士山を上から見ただの
意外と飛行機から小さくみえただの
そんなことは富士山から見れば些細なこと

気がつくと大量などうでもいい情報に埋もれてその存在を忘れてしまいがちだけれども、ちょっと心が疲れた日。やけに空が青いと感じた日。

見上げてみよう


そこにはずっと前から待っていた
泰然自若とした富士山が君を見下ろしている

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