日頃のあれこれ

日頃の思いやマンション管理について書いてみます もうすぐ禁煙も11年を迎えます。

ファーウェイの技術力

2019年05月19日 | 日頃思うこと
数年前ドコモが dtab(docomo d-01G)というタブレットを1万2千円で売り出し、
のちには無料で配ってました。(だからうちには3つもある(爆)。ご存じですかね?
WI-FI専用機として使っています。(だから通信料は無料)
遅くて使えない、、ってことで、ごみになりかけていたのですが、イヤホンを
さしてみたら、これが凄い音。数万円以上するプレーヤーにぜんぜん負けない。
Dynabookの4KPC(ハーマンカードンチューニングのもの)にも負けない。
比較にはYoutubeで #nbr audioを検索して、HQのテストを使った。(おすすめ)
いったいどこの製品、、?って調べたらファーウェイがドコモに売り込むために
設計製作したという代物。いいイヤホンをさしたら、これがプレーヤってわかる
人は絶対いない。ファーウェイの技術力がこれだとすると、1万円でこの音を
出せる会社は日本にはないと思う。ブルートゥースもついてて、これ経由で
JBLの防水スピーカ鳴らすと風呂がオーディオルームになる。
単能機としてみるとバッテリーもでかいし、十二分に使える。
もう、電子機器づくりも負けているんですね。


「日本の自殺」という陰鬱な本

2019年05月01日 | 日頃思うこと
平成がおわって令和になりました。
このお休みに「日本の自殺」という陰鬱な本を読んでおります
日本の自殺(アマゾン)  アマゾンで1円!(笑)
1975年に文芸春秋紙上に掲載された論文で土光さんが絶賛されていたものに
加筆されて2012年に新書版になったもの、書いたのはグループ1984年
(聞いたことがあるかも)
内容は過去の文明解析から滅亡に至るメカニズムを導き出して日本を予言したもので
技術論とその後、山内昌之さんの巻末文を付記して終わりだが、非常に示唆に富むもの、
貴殿には一度お読みいただければと思う。
組織の大小、地域など属性にかかわらず当てはまるのは恐ろしいくらいです。
文明の発展、肥大化、爛熟、権利主張、福祉拡大、自己解決力低下、組織体崩壊から文明そのものの
崩壊に至るであろうことがリーダーシップの崩壊、大局的見地の亡失、総合力の低下となって
いろんな組織(国、地域、マンション、会社、至るところに)現れているのが見て取れます。
何ができるわけでもないと傍観するのも手だが、何かしてみるのも手なら、崩壊のメカニズムを
知ることも悪くはないと思います。我々の子供ためも何かしたいneko123desu令和最初の感想文です。

没落する国?

2018年03月21日 | 日頃思うこと

 定年退職日を過ぎて、5か月少しがすぎました。
仕事内容はほとんど変わらないが給料が減ったことと
モチベーションが下がったことが変化といえば変化、
おまけをつけると、構内にいるノラ猫さんと仲良くなった(笑)

 幸か不幸か、一歩引いて考えることができる身になって、
なんとなく思うのは、「人とは変われない生き物なのだな」
ということ。もっと言うと、「人とは傲慢な時代を過ごすと
周りの状況が変わっても変われない」、船が沈みかけても
変われない(気が付きたくない)のだと思うようになった。
周りのバタつきようを見て、つくづくそう思う。

 この期に及んでではあるが、仏教に「箭経」というお経がある。
素人なりに周りを含めてデッチあげてしまうと、
「昔修行僧がブッダに「あの世があるのか?」と聞いたら
「自分の子に毒の箭(や)が刺さったとき、誰が打ったか
とか考えるか?まずは箭(や)を抜くことだ。
考えても意味がないことを考えるのは体に毒が回るだけだ」
とのこと、もっと短縮すると「人はみな死ぬことを理解せよ」
となる。

 形あるものは滅びるし、いかんともしがたい。
 そして人は見たいものしか見ないものかもしれない。

 いろいろなものが衰退してきている今、人口も減り、高齢化が進み
もうどうしようもない状況に目をつぶり、何とかなると思いがち、、
会社も、地域も、ゆでガエルになりそうなのに、目をつぶり、、
そんな気がしてならない。 弊社(グループ)の状況も同じでは
ないかと思います。この3月末で若い人が4人退職します
見切れるときに見切って飛ぶべきです。

 頑張れ、しがみつかずに別の海を目指せ!とエールを送りたいです。

腎臓病になった、、、

2017年07月11日 | 日頃思うこと
病気になっちゃいました。
会社の検診でレッドカードをもらって、開業医に行ったらいきなり市立病院腎臓内科へ紹介となりました。

病気は「腎臓病(詳細はまだ不明)」です。

太りすぎと高血圧、糖尿、腎結石と成人病のデパートでしたがこのままでは腎不全ー>透析 または お亡くなりに、、
ということで、まだ維持可能時期らしく、厳格な食事制限と運動と相成りました。で、7/21から教育入院です。
意志が弱いので、当分の間(2,3年)は慣れるまで宴席は禁止です。
ということで、当分宴会はでられませんが、普通の行動は今まで通りです。

なお、自覚症状は「ない」(=^・^=)
まあ、自業自得です、、(納得してます)


2017年を迎えて、ちょっとだけ感想

2017年01月02日 | 日頃思うこと
2017年を迎えて、ちょっとだけ感想

・今まで、老舗とか伝統ある、、だったのが不振をかこつ話が増えた
 東芝、日本無線、ニコン、その他一杯、、時代の流れで今までの
 ビジネスモデルは通用しなくなってきている。
 長い時間をかけたアメリカさんからの日本弱体化戦略の結果ですかね?
 成果主義とか数値評価とか持ち込めば近視眼的な日本人はその力を
 失っていくはずと計算したうえで教え込んだのかな?

 

35周年のリフレッシュ休暇

2016年09月16日 | 日頃思うこと
気力がなえたか、、長い間ほったらかしの日記、ちっとは書いてみようと思う休暇中。

さて、思いかえしてみると、いろいろなことがありましたね。
脳出血起こして、大けがして、、脳の力も落ちて目も悪くなった。
でも、まだ何とか生きております。

今回勤続35周年ということで、リフレッシュ休暇をいただいたのですが
諸般の事情で、かみさんを山口に帰らせて、僕は留守番。

空いた時間でPCやAV環境を整備しておりました。
成果は、ベルリンフィルのデジタルコンサートホールという仕組みに加入し
フルサラウンドで、ベルリンフィルの演奏が聴ける状態(アーカイブ250曲聞き放題)
になった。

昨日からモーツァルト、ベートーベン、ベルリオーズ、フォーレなど聞いております。
ソファに座って目を閉じると、そこにいて聞いているみたいに思える。
いつまで楽しめるかわからないけど、とても幸せです。はい。


いい時代になったもんだ、。ベルリン 生で聞くと6万くらいチケット代がしたが
今は1500円/月で聞ける。生中継も聞けるが時差の関係で 午前2時だと無理なんで、
アーカイブで我慢。デジタル化の進展で、これじゃあ、CDは売れないね。

だって、このデジタルコンサートホール、スマホで聞けるので良いイヤホンを持てば
どこでも楽しめる。今回の休暇の最大の成果はこれです。

ps:最大の失敗は、大雨の中、娘を送った帰りの渋滞を避けて
   抜け道で車をこすって修理代4万!   

日本はこれからどうしていったらいいのだろうか???

2016年04月10日 | 日頃思うこと
誕生日とういうわけではないが、今年59、来年60になる。
ずいぶん長いこと生きてきたようにも感じるが、悠久の流れから見れば
ほんの「ちかちかっとした間」にしかすぎまい、、無常である。

さて、愚かな前書きはこのくらいにして

昨今、世の中、右上がりの夢がなくなってる。
なぜなくなってるか、、、こういうからくりは読み物読んで
答えは書いていないと思うので、自分で考えるよすがに書いてみる。

右上がり絶好調だった1980年ころにさかのぼる。
1979年出版のJAPAN AS NO1に日本の強みとして
「日本人の学習への意欲と読書習慣」があげられている。

書かれたのはそれより前の事実をもとに書かれているのだろうから
1960年~1980年の高度成長期の日本が前提

詰め込み、受験戦争といわれながら必死で勉強し、そして
まだ残る教養主義と教養主義のうらにある独善性への抵抗として
学生運動が全盛期から下火への時代だった。

まだコンピュータはなかった(に等しかった)ので、
ひたすら効率を時間で稼いでいた時代。残業の山でも精神的には
ゆとりがあったように思う。そして日本は、まだまだ、貧しかった。

戦前の富裕層と一般民の格差は凄かったが、絶対数が少なかったので
それほど問題にならず(というか身分意識があったからだが)
戦争を通じて多数の富裕層が没落したので偶然生まれた平等社会
だったのかもしれない。

さて、1980年代に入って、それまでの日本の努力が実って、産業も元気になり
海外へ積極的に出ていくようになると、欧米のトップリーダーがなぜあれだけの
大金持ちなのか、日本人の支配層は考えるようになった。また、自らも
そうなりたい(そういう社会にしたい、そういう生活がしたい)
と考えたのだと思う。

敵をよく観察してみると、「奴隷経営のノウハウ」がしみついており
また、以心伝心の反対が当たり前のなか、「数字と効率」を
徹底追及する姿を見出したのだと思う。もちろん外的要因で
全体がダウンすることもあり(人件費の安い日本が高度な製造能力を
もつようになると世界を席巻することも予測したのだとおもう)
連戦連勝ではなかったにしろ、、あのやりからは格差を拡大し、上層
の皆さんにはまことに都合のいい代物だったと気がついた。

そして1990年のバブル崩壊以後、、、変化に弱い日本人、いろいろ隠しながら
数字優先の「成果主義」「選択と集中]などの手法を持ち込んできた。
今までの資産があるので、すぐには悪弊は露呈しなかったが、
10年以上たってくると過去の資産はもうつきてきて、「やる気のなくなった」
中流以下と「もっとほしい]上流層に分化し、号令すれども結果が出なくなった。

崩壊寸前までいった大企業は、外部の力をかりたり(日産)外に出ていた先輩の
力を借りたり(日立)立ち直ったところももちろんあるが、昨今話題の東芝
シャープ、もうなくなってしまったサンヨー 

そこに必要なのは支配と強制の論理をいかに持ち込んで服従させ働かせるか
それに失敗して支配だけすると面従腹背が広がって粉飾決算が最後にばれた
東芝のようなことになる。

徹底的な収奪論理と支配手法が日本人に定着するか?
歴史を紐解けば、もっと露骨に日本へ(アジアへ)押し付けて
日本が我慢できなくなったのが太平洋戦争ではなかったのだろうか?

もう少し考えてみたい、、、

働いていても数字優先で中身がない、、、金融ならそれでもいいのかもしれないが
実業でそれをやっては中身がなくなり、、、、中も外も不幸になる、、、




箱根・強羅に行ってきました。

2016年01月23日 | 日頃思うこと
会社のOBとそのころの部下4人で箱根に行き、
美術館巡り、夜は[大」飲み会 楽しい一日でした。
窓からは大文字焼きでなく 大文字「雪」が見えました。
また行きたいねと話して無事帰ってきましたが、、、

駅まで娘を送っていったとき部屋のカギを忘れて、かみさんが帰ってくるまで外で待ってました。 寒かった―

思い出のマーニーを見た。何度目かな?

2015年07月21日 | 日頃思うこと
素直に、救いの物語としてみるといいと思います。

色々な見方があるけれど、小さな頃、両親を失い、その後愛情を注いでくれた
祖母までなくなって、(親族の)押し付け合いの結果、心を閉ざしてしまった
女の子(杏奈)を救うために、亡くなった祖母に会えるよう、転地療養の
きっかけを作り、夢や異界体験で祖母の魂に(若いころの姿で)会わせて
無償の最大の愛の存在を教え、祖母の魂も救いを与えたれるという
2重3重の緻密な配慮を感じられる、スピリチュアルな映画でした。
それぞれの立場に感情移入できれば、滂沱の涙になる感動を
味わえます。 僕は素直にそう見ました。

幾度か見ると、仕草一つ一つに意味があり、わかると感動します。



病院童という中島みゆきさんの歌

2015年02月18日 | 日頃思うこと
痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる

ゆかずに済めば関わりたくない それが病院

「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」

言うほうも言われるほうも なかなかせつない

病院は戦場だ 病院は外国だ

まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする

 

 

叶うものなら 密やかに病院の片隅で

日曜日も寄り添ってる 童になりたいわ

きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね

ここで出会ったことなんか忘れてしまってね

病院は戦場だ 病院は外国だ

急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする

 

 

病院で産まれて 病院で育った

この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない

病院は戦場だ 病院は外国だ

普通の表通りから さほど遠くない

 

所詮1人であることを ここでは知らされる

元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる

「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい

1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい

病院は戦場だ 病院は外国だ

心細い人生が 行ったり来たりする

病院は戦場だ 病院は外国だ

病院童になりたい 切実な願い

 

 

  詞/中島みゆき

  アルバム「問題集」より


50歳を超えて入院生活経験者には、刺さる歌です。(涙出ます)



「かぐや姫の物語」を見た

2014年12月21日 | 日頃思うこと
マンションで、映画会をやっており、かぐや姫の物語を上映した。
仏教思想満載、完全に大人のためのアニメーション。

人の「欲」「愛情」すれ違い、、、、書かれていたものは深く重かった。

月の世界=涅槃==死の世界、、、と見えるように書いてあり、死のメタファーとしてはきつい。
そこに生老病死、を含み喜怒哀楽を「穢れ」とする無の世界を至上とする者たち(仏?)
の無慈悲な無表情。

感情がなく、静謐で、石のような無表情で描かれていたのが、印象的。

煩悩礼賛と書いたら誤解されそうだけど、無の世界が至上でなく

四苦八苦のこの世の生を礼讃しているのが本来の涅槃の上、、神 かもしれないと
思った映画だった、

輪廻転生は「罰」というのがあの世の定めみたいだけど、それを選んでこの世へという
者も多いと読んだことがあり、深い思いで見た。

終わりの悲しみ、最後の主題歌で涙した、、、

だからこそこの世を懸命に生きねば、、、と思った夜でした。