定年退職日を過ぎて、5か月少しがすぎました。
仕事内容はほとんど変わらないが給料が減ったことと
モチベーションが下がったことが変化といえば変化、
おまけをつけると、構内にいるノラ猫さんと仲良くなった(笑)
幸か不幸か、一歩引いて考えることができる身になって、
なんとなく思うのは、「人とは変われない生き物なのだな」
ということ。もっと言うと、「人とは傲慢な時代を過ごすと
周りの状況が変わっても変われない」、船が沈みかけても
変われない(気が付きたくない)のだと思うようになった。
周りのバタつきようを見て、つくづくそう思う。
この期に及んでではあるが、仏教に「箭経」というお経がある。
素人なりに周りを含めてデッチあげてしまうと、
「昔修行僧がブッダに「あの世があるのか?」と聞いたら
「自分の子に毒の箭(や)が刺さったとき、誰が打ったか
とか考えるか?まずは箭(や)を抜くことだ。
考えても意味がないことを考えるのは体に毒が回るだけだ」
とのこと、もっと短縮すると「人はみな死ぬことを理解せよ」
となる。
形あるものは滅びるし、いかんともしがたい。
そして人は見たいものしか見ないものかもしれない。
いろいろなものが衰退してきている今、人口も減り、高齢化が進み
もうどうしようもない状況に目をつぶり、何とかなると思いがち、、
会社も、地域も、ゆでガエルになりそうなのに、目をつぶり、、
そんな気がしてならない。 弊社(グループ)の状況も同じでは
ないかと思います。この3月末で若い人が4人退職します
見切れるときに見切って飛ぶべきです。
頑張れ、しがみつかずに別の海を目指せ!とエールを送りたいです。