さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

寒に山仕事

2010-01-09 20:45:01 | Weblog
ようちゃんばあばさんの「かき餅を作りました」を読んで思い出した事があります。
私もようちゃんばあばさんの近くで育ちましたので、田舎です。
幼児の頃のこの時期、私は爺さん婆さんとよく山へ下草を刈りに出かけてました。
本当は雑木の事です。
今は松の木は山にほとんどない時代ですが、昔私たちが小さかった時代は山は「宝の山」でした。
大きな木は材木として牛や馬を使って切り出し、松の木などは高価なもので、材木としてもまた「まつたけ山」としても丁寧に手入れがされていました。
秋10月の秋祭りの頃になると「まつたけ」が生えます。たくさん生えます。
竹かごに山盛りです。それを採ってきて農協に出すのです。それだけでなく家でもまつたけを毎日「イヤ!」という程食べさせられるのでした。まるで今でいうシイタケ扱いですね。
今思えば「最高~~~!」の贅沢ですよね?
松茸は山をいつも綺麗にしておかなければ生えません。それでじいさんとばあさんは冬になると山に入るのです。もちろん、お風呂の薪を作る大切な役目もあるんですが・・
冬、この寒いのに爺さんと婆さんに連れられて山に入ります。
池には氷が張ってる事もありました。「決して氷の上にあがってはならん!」と注意を受けていましたので石を投げて氷を割って楽しんでいました。
昔は子供が乗れる位氷の厚みがあったんですよ。時々子供が乗って事故がありました。
窪地にたき火を炊きます。常に炊いています。
そこにゴザを敷き、私の昼寝場所であり、昼食や休憩場でありました。
(よくまぁ・・極寒の野山で風邪も引かず昼寝してたもんだ!!)
朝、山に登り・・4時ごろまで山仕事でしたよ・・確か・・
(あの世に行ってじいさんたちに再会したらその話をしようっと!)

じいさんばあさん相手にひとり遊びでしたね一日中。石や木・・山の中で自然のもので遊びました。
だから自然のものを体で覚えていますよ。晩秋の落ち葉の匂い、冬の山の匂い、春の萌えるような酸っぱいような匂い。夏のうるさい蝉の鳴き声・・
私も年を取ってきましたから・・また自然の中に帰って行くのがきっとベストでしょうね。

今年に入ってから・・春になったら何を植えようかな?ってなんだか作物を作る楽しみを考えるようになってきました。

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4 コメント

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そうそう!! (ようちゃんばあば)
2010-01-10 08:32:24
うちも 家の裏山はマツタケがとれました。
松葉を掻きについて行って遊びました。
焚きつけ用の細枝を 柴 と言いますが 今の若い人や子供たちは 知らないので 
「おじいさんは 山へシバカリに」というと 芝生の芝刈りを山の中で???と思うらしいですよ。
子供のころの体で覚えたものが 懐かしくなってきます。
町の人が 田舎暮らしにあこがれるよりもっと 強く 原点を感じます。
先祖が こんな日々を暮らしていたんだと しみじみ 残してくれたものをありがたく思います。
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よう (あかね)
2010-01-10 10:09:45
そうそう・・柴でしたね。言葉がでませんでした。

家はその頃お風呂が五右衛門風呂でした。
お手伝いに風呂を焚くのですが、ダイナミックに燃やし過ぎて煙突から炎が出たりして・・
どえらい叱られた経験もあります。うひょひょ。

読み返してみれば誤字が多いわぁ~♪
ご容赦!! 

また薪ストーブを焚いてみたいなぁとあこがれています。
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小学校は (ようちゃんばあば)
2010-01-10 10:37:56
石炭ストーブだったなあ。

匂いを思い出すわ。

灰になった石炭がらを道の穴へ埋めてた。
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ようちゃんばあばさま (あかね)
2010-01-12 19:16:20
そうでしたねーー♪
ストーブの焚きつけに松ぼっくりを拾っていってましたっけ!
私は吉の山を越えて行ってましたのでちょうど山で拾えて便利でした。
給食もじゃがいもや玉ねぎ持って行きましたねーー。(笑)
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