約10年前、仕事を辞めた。
それまでは、午後からのパートをしながら、4人の両親の病院通いや 買い物などの世話をしながらの仕事だったが、段々と用事が増えて行ったし、末っ子の大学も済んで学資を送る事も無くなり、生活資金も楽になり掛けたから。
それからは、2組の両親の世話→介護に変わっていく日々で、四半世紀別々の生活を送って親の老いを見ていなかったので わたし的には 地獄の日々に感じた。
故郷である この土地には 四半世紀ぶりであって、土地に馴染んでいない事もあるし、田舎の風習も知らず、大人としての対応も出来てなく、 核家族の街暮らしとは全く違う環境にも戸惑っていたし、
義理の両親の方は 義母の口腔ガンと義父の小難しい性格、義母とは 嫁姑で悩まされた。
私も頑固に姑に馴染まなかったし、姑も娘ばかりを可愛がり、いつも私は蚊帳の外状態だった。確かに辛かったが、
それでも全然構わなかったから。。。
夫婦仲も最悪の状態で、いつでも離婚する気でいたし。
何しろ 結婚して以来、まともに家に帰って来なかったし、単身赴任で家に居ない事もずっとだっだし、子供の反抗期も仕事に託けてまるで 向き合ってくれなかった。
ただ 子供を育てる為には 両親が居た方がいいだろう 生活費も貰える。と思って我慢して来たそれまでだったから、余計にしんどかった。
夫にも不満が一杯溜まって居たし。
親の介護に全く無関心の夫と義理の妹、義理の妹は最後まで お茶一杯飲ませる事、世話さえしなかった。
姑が逝き、舅が逝き、ゴネまくった自分の両親を施設に預かって貰い、やっと一息ついてほんの2、3年経ったこの頃、時々 オヤジの行動に???を感じるようになった。
まだ ???の状態ではあるが、4人の老いを見た私としては、老化現象に思える。
もう 勘弁して欲しい。
今度は、私も3歳違いで老化して行く。
自分の老いで精一杯だし、まだ実の両親も送らねばならぬ。
旦那も犬も 居る事自体 心身共に負担に思える。
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