さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

犬の心遣い

2012-09-13 12:51:27 | 介護
今朝まで 今月も母が一時帰宅で私の処に帰ってきていました。
昨日の事。 秋物の着るものが欲しいので実家に母を連れて、ワンコも同伴で1日行っていました。


母が帰るとなると大変で、ダニに噛まれないようにバルサンを焚いたり、お布団を干したりと結構手間がかかりますが、
それでも自分が生まれ育った処に とってもいい顔して帰ってくるので、頑張り甲斐はあります。

家に入るなり「まぁ~♫アンタ!お客さんでもくるよにしてあるんじゃな?」のんきな事をいいます。
ボロ家の管理は大変なんだよぉ。(笑)

喜んで自分のタンスから服を出していきます。疲れるとベットで休んではあちこちから着たい服をだすもので
せっかく片付けしてある部屋も荷物もグチャグチャにしてしまう。
まともなようで・・まともでないような・・ でも、今回の帰宅は比較的しっかりしていましたが。。

用事が済んで玄関先で車椅子に乗せ、バロンの綱を持って貰った処、あまりに強く引っ張ったもので車椅子から転げ落ちそうになりました。
その様子を見たバロン、 ワンコのクセして老人介護? です。
おばあちゃんの行動をチラチラ見ながら歩き出しました。
決して引っ張ることなく、尚且つ、自分のトイレもできるようにおばあちゃんをリードしていきます。
絶対にリードがピンッ!と張るような歩き方はしません。
歩きながら おばあちゃんの行動を気にしています。 用も足しています。
車に乗ってからも おばあちゃんのそばに座ります。さっきまではなかった行動です。
自宅に着いてからも です。自分が先に車から降りても勝手にあちこち歩きません。
おばあちゃんを待ってから一緒に家に入りました。
その行動には感動しました。
 介護の事など教えたりしたことはありませんし、マイペースな甘えん坊なワンコがおばあちゃんの気遣いをしてるんです。
母もその行動にびっくりしていました。
昨夜はバロンはおばあちゃんとベットで寝ました。 大きな変化です。

介護施設でよく犬の訪問をする話を聞きますが、犬の心遣いを目の当たりにして驚きの1日でした。
何にも教えたわけでもないのに。。

おばあちゃんは今朝、元気よく介護施設へ戻っていきました。 やはり実の母でも介護は疲れます。


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