さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

祖谷の続き

2012-09-10 11:07:48 | 家族 子供たち
祖谷はなんとも谷深く 平家の落人が暮らした土地というのを実感しました。
山の中腹を車が行きます。
その途中で平家の落人が暮らしたという「平家屋敷」に立ち寄ってみました。





山の中腹にあるその家に入った時、囲炉裏で燻ぼった家の中に懐かしさを感じた!って言ったら笑われますか?

その家や内装はまるで父の実家を思い起こすような佇まいでした。
子供の頃、父に連れられて高梁の山奥の父の実家を何度も訪ねました。
父には5人の兄姉がいてお盆やお正月にはみんなが集まり この写真のような(そっくりです)囲炉裏で餅を焼いたり、ハマグリを焼いたり、
おばあちゃんが蕎麦を打っていました。
私は伯父や伯母の膝に入り、口にいろんな食べ物を運んでもらい、沢山の従兄弟たちと遊び、堀こたつで雑魚寝をした思い出が一気に
思い出されて胸が熱くなりました。
もう亡くなってしまった伯父達のお酒臭い臭いと楽しい喧騒と笑顔がそこにあるように思えたのです。
父の実家も やれ平家の落人だの・・毛利元就の血筋だのと伯父たちが話してたのを思いだした。(笑)
母の実家は上杉の残党とか・・やれやれ・・・落人ばっかり。。
実家の山の中にある古屋敷も竹林の中にも山を切り開いて石を積み、田畑を作った跡が点在しています。
こんな話が出来るのも私が最後の世代になってしまいましたが。。。

最近、テレビを同年代を見て「年をとったんだなぁ~!」って驚くばかりです。余残ごとですけどね。
私もばあさんになるはずだ。。
同じように年を取った旦那には こんな落人のような暮らしの記憶はないそうです





祖谷のかずら橋は今回は怖がらずに渡る事が出来ました。
古い記憶ですが、以前来たときはかずらがもっと太かったような? もっと自然っぽかったような?
怖くて渡れなかったような? 気がしました。

帰り道、またまたナビを持ち出して所要時間を計算しながら どこか立ち寄る処はないだろうか?と検索し、
ずっと行ってみたかった善通寺の砂絵の「寛永通宝」を見て帰る事にしました。

ここを見ることができるとお金に困らなくなるとか・・・
ありがたや・・ありがたや・・
山の上からしっかり 拝見して帰りました。たった一晩のうちに作った砂絵だそうですよ。
でっかい寛永通宝でした。

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