在宅介護っていうのかな？

そうじゃないよね？きっと。

６月の１９日に姑が医大に入院し、いろうの手術を受けて帰ってから
今までの「嫁ぎ先にあまり行かない生活」から「毎日行く生活」に変わってかれこれ１月が経つ。

毎日、ばあちゃんのおなかに開いた「トンボの羽」に似た「いろう部分」を洗浄し、かぶれやすいから２種類の薬を塗り、
ガーゼの交換をし、注射器とチューブを使って少量のお白湯を入れる。
体温、血圧を測って、ノートに記入し、昨日何をどれだけ食べたか？飲んだか？　オプソという痛み止めの「麻薬」を何時頃、
何度飲んだか？　ウンチは出たか？　などを記入し、訪問看護師さんが来た時にそれをみて　ばあちゃんの状態を確認する。
他には嚥下がうまく行ってるか？　呼吸はきちんと出来てるか？

ばあちゃんは、病院に入院すると決まった時、留守中、家の管理もじいちゃんの世話も私の世話になりたくなくて姉さんの
子（姪）の家を訪ね　介護を頼んだ。
以来、ずっとＣちゃんが来てくれてるので、Ｃちゃんが留守をするとき以外は私が食事の世話や家事をすることはない。
最初は腹が立ったけど、「しなくていいのならラッキー！！」と思う事に気持ちを切り替えた。
だから実家の管理にも出かけられるし。。

おっと。。ちょっとケアに行く時間になった、続きはまた　後で・・

さて続きです。
ここのところ、じいちゃんは御機嫌斜めで、幼児化が進んでいます。
本当に２～３歳児並みのダダのコネかたです。
介護に来てくれてるのがばあちゃんの姪だから、当然Ｃちゃんはばあちゃんの味方？
最初の頃はそれでも　じいちゃんに気を使っていろいろと世話を焼いてくれてた。
ところが、じいちゃんが、ばあちゃんがガンでかなり弱ってるのに、まだなーーーんにもしないで
ばあちゃんを使おう！　ばあちゃんに世話を焼いて貰おうと「おかあちゃん、おかあちゃん」と
しんどくて寝てようが、痛みで目つきがきつくなっていようがお構いなしで「おかあちゃん、おかあちゃん」を連発し、
お水１杯　自分で入れようとしないのに、切れた。
そして神経質なのもあって、ちょっとのことで「医者に行く！」と言って聞かない。
なんていろいろな事があって、つい最近までＣちゃんはじいちゃんにガミガミと咬みつくようになっていた。
そして・・ついにじいちゃんを無視？っぽくなるまで口を訊かなくなってきた。
「それみてみ？　私が今までどんだけしんどかったか？　わかる？」って言いたかったけど、言ってない。
未だ・・判ってない奴が一人（旦那）居るけど。。。

昨日も行ったら、左腕がかゆいとぐずっていた。（ほんと子供みたいに）
見たら、何か毛虫のようなものに触ったか・・真っ赤に腫れてる。
ムヒを塗っておけば大丈夫！！と言っても聞かない。医者に行く！！と言う。
「じいちゃんなぁ・・これ塗って包帯しとこ！　じいちゃん、包帯好きじゃろ？」
洗面所に連れて行き、じいちゃんの腕を石鹸で洗い、ムヒを塗って包帯をした。
そこはそれで納得。ところが今度は足がかゆいからそこも包帯してくれっていう。（爆笑）
かゆいから掻くのを我慢できん！！という。
そこにもムヒ軟膏を塗りこみ、仕方ないから包帯をしてあげた。ったくガキじゃ。
「掻いたらいけんよ！！（駄目だよ）」と言ったら我慢できないって。
とうとう保冷剤を持ってきて「これで冷やし！！」「冷やしてもええんか？」

訪問看護師さんが週３回来ても　ばあちゃんのとこばっかり！！
息子が帰ってきてもばあちゃんの方ばっかりカマって。Ｃちゃんもばあちゃんの事ばっかり・・
○○子さんが来ても（私の事）ばあちゃんのおなかやケアばっかり・・
じいちゃんは誰も大事に言ってくれないので　まるで赤ちゃんが生まれたお兄ちゃんのように・・
バタついてヤダを言いまくってる。　恥ずかしいなぁ・・
あれで、昔はプライドが高くて　ジェントルマンで　矍鑠とした紳士だったんだよなぁ。(笑)
見る影もない。体をくの字に曲げて、口をへの字に曲げて・・ヤダ爺さんになってる。