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【bB】 18年目、エンジン不調の原因 ダイレクトイグニッションコイル

2020年01月17日 | トヨタbB (NCP3#)

先月末に車検だったbB。ある懸念から自分で手を入れました。d(・v・;

 

 

車検から帰ってきた愛車と呼ぶには余りに不具合の多すぎるbB。(^w^;

今回はイグニッションコイルの不調を疑い周辺をチェックしたのと、ある事情でエンジンオイルを交換しました。

 

さて不具合の前提となった車検に出す前は以下の不具合がありました。

・エンジン回転にばらつきがある。

・右後ろブレーキが鳴く。

・パーキングブレーキのロックが掛かりにくい。

 

最初の回転のばらつきですが、これは2、3回前の車検から発生している事象です。

これを解決するのにこれまでにプラグを交換してみたり燃料に水が混じってるのかと水抜き剤を入れてみたりと色々試しましたがばらつき自体は直ってません。

2、3番目は今回の車検で直ってましたがパーキングブレーキの不具合は前回も指摘していましたが今回やっとでした。

 

そして今回も車検後に問題が発生。

冷間スタートした排気ガスがガソリン臭い。w

それに作業内容で予想外だったのはエンジンオイルが交換されていた事。

報告を聞いてガックリしてしまいましたよ。orz

去年夏辺りちょっとお金がなかったので計り売りのドラム缶オイルで交換したんですけど、やっぱり4L缶で売ってる高品質なオイルに敵う訳もなく、いつものモリブデン添加剤を入れてもあまり調子が良くなかったんです。

それでもまあ、1年くらいは乗れるかなと添加剤に期待していたのですが、車検を担当した整備士さんはオイルの色だけで判断してしまったらしく、真新しいドラム缶オイルに入れ替えられていました。(^w^;

まあ、交換しないでって伝え忘れた私が悪いんですけどね。

なんせ私が好んで使ってるこれ、↓ 黒に近い灰色なんですよ。www

 

 ■住鉱潤滑株式会社 Moly Speed エンジンコーティング Gブラック

  https://www.sumico.co.jp/pro_car/car_ad_j.html

 

これを入れると一見、廃油みたいな色合いになってしまうため取り扱っていないお店が多いのですが、ここ佐野市では唯一オートバックスだけが置いているので私にとっては貴重なお店となってます。

数ある添加剤の中で違いが確実に実感できる程に性能が向上するこの添加剤ですが、上記の理由から誤判断しやすい欠点からか敬遠されることも多く、高性能なのにそれを知らない整備士によって勝手に交換される悲劇が発生しやすい代物でもあります。

まあほとんどの整備士の方が見れば、「エンジンオイルが凄く汚れてたんで交換しておきました」と言われること請け合い。(^w^

でもねー、きちんと指に取って粘度チェックすれば如何に正常で滑らかかが分るんですけどね。

そしてそのギャップに混乱する事でしょう。w

うん、もしこの言葉が嘘だと思うなら、オートバックスでこの添加剤を指定して交換してみると良いですよ。

エンジン音も静かになるし、すごく滑らかになるし、燃費も良くなるし、オイルの寿命も延びるから。

寿命は指で確認するしかないけど。w

ただし、ベースのエンジンオイルは必ず缶入りの物を選んでくださいね。

計り売りがオートバックスにあるのかは知らないけれど、それは避けましょうw

 

さて、そのエンジンオイル交換を私はどうしたのかと思った人が多いでしょうねぇ、この文章から見れば。

それは自分でやりましたよ。当然です。d(・v・

家庭用ゴミとしてポイ捨てできる廃油受けの箱が売ってたりするので、これを真似して自作しました。

 

作り方は簡単です。d(・v・

私のbBは4リッターあれば十分足りるので背の低い相応の容量の段ボール箱を用意します。

段ボール箱にリサイクル回収用の厚手のビニール袋を被せます。

シュレッダーで出た大量の紙くずをビニール袋にぎゅうぎゅうと押し込み、箱一杯くらいの量を確保して半分はどかしておきます。

紙屑の原料はマンガ本や新聞紙などの藁半紙相当がいいですよ。d(・v・

エンジンオイルを入れたら、残りの半分を入れて軽く押さえ浸透を促進してビニール袋の空気を抜くようにしっかりと口を閉じれば捨てられるエンジンオイルの完成。

まあ、行きつけのガソリンスタンドかオイルを買った店にシュレッダーの紙屑を入れずに出したままのオイルを持って行けば処分してくれますけどね。(・v・

今回の私の場合は燃えるゴミとして捨てましたが。(^w^;

 

さて次はイグニッションコイルのチェックです。

どうも近年使われるダイレクトイグニッションコイルは熱で破損する事例があるようで、もしかしたらその可能性もあるみたいな話を聞いたのですが、スパークプラグひとつに1個使われているので合計4つ必要になり、価格はと言えば1万を軽く超えます。

エンジンオイル交換でぴーぴー言ってるのにそんな金出ますかね? 出ないです。ハイ。

んで、とりあえず状況調査のためにプラグを外すところまで作業しました。

 

まずはプラグのチェックをしたのですが、プラグとシリンダーヘッドの間にある座金からネジの最初の辺りまで、なにか黄色い。

なんだろうとナイロンブラシで擦ってみると粉を吹き付けただけみたいな感じできれいに落ちました。何だったんでしょうか?

元整備士なんですけど、こんなの今まで見たことがありません。(・v・;

まあいいか。

次にスパーク部分を見るとガイシ部分もきれいに真っ白で四本共に特に問題は見られません。

前回交換してから結構経ってるのに、さすがにキャブ車とは違いますね。

そして肝心のイグニッションコイルです。

部品を見てもネット上に上げられる故障の原因である亀裂なども見られず軽い汚れがあるだけです。

しかし、プラグが刺さるゴムパッキンを外して中にあるスプリング状の端子とプラグの接触面を見てみると、なんとなくおかしい。

プラグの端子部分の接触面とスプリング状の接触面をよーく見ると、その部分だけ色が違ってます。

どうやら接触不良が発生しているらしいですね。

一応スプリング側の接触面を軽く擦り表面の被膜状の汚れを落としてプラグ側も磨いておきました。

んで、各部品をよーくチェックしながら組み上げて、エンジンオイルと添加剤を入れて作業全てを完了させます。

さあ、エンジンスタート!(・v・

 

うん、最初からエンジン音が違う。w

カチカチカチとか高い音がしなくなってる。

これはモリブデンの柔らかい特性が良くわかる効果だと思います。

簡単に押しつぶれるが滑りが良くまとわりつく感じ。

モリブデンのパウダーを触ってみれば良く分かるんですけどね。。。機会があれば触ってみて下さい。

近い感覚は白粉(おしろい)かなー。

あれがもっと滑る感じですね。

 

さて次。w

イグニッションコイルの疑惑ですが、これはその時は回転のブレが少し収まった感じがした程度で特に変化っぽく感じませんでしたが、後日エンジンが冷えている時のエンジンスタート直後に排気ガスの匂いを嗅いでみましたが、明らかにガソリンの匂いがしませんでした。むしろクリーン。

となれば、よほど酷い壊れ方をしていない限りエンジンオイルの交換程度でそんな差は出ませんので、イグニッションコイルのスプリング部分の接触不良が主な原因だったのでしょうね。

車検後に発生していたガソリン臭さは無くなりました。

ただしエンジンのブレについては多少緩和されただけで全く収まっていませんが、ガソリン臭さが無くなったのは良い結果と言えるでしょう。d(・v・

それに走行中の滑らかさもエンジンオイルの変更と重なりかなり違っていますので今後の燃費の向上と走行性能の回復は十分見込めるものとなったと思います。

 

 

ふむ。今回は結構有意義な作業でした。

変化があれば追記しときます。

と言う訳でまた。・v・)ノシ

 

 

 

 

 


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