テナーギター、バリトンウクレレに続いてテナーウクレレを作りました。
ネックはメイプルでトップはスプルース、サイドとバックはタモです。
テナーウクレレは以前にも所有していたのですが、何となく中途半端な楽器の気がしていてました。
そもそもがウクレレといえばソプラノかコンサートで、テナーやバリトンはウクレレと言いつつ別の楽器とゆう認識でした。
ところが、アーチトップでウクレレを作るようになってからは、ウクレレらしさとゆう事自体に拘りが無くなって来たことも有り、サイズ的にはちょうど良い事もあり作る気になりました。
チューニングはパフォーマンスで使う事を考えると、バリトンチューニングよりソプラノの方が音の通りも良いと思います。
因みにコンサートウクレレのスケールは380㎜くらい、テナーウクレレのスケールは430㎜なので、同じ弦で同じチューニングをすると物凄くテンションが強くなります。
それに耐える造りにはしましたが、弾きづらそうなので細目のゲージを探しマーチンのテナー弦を購入。
しかし長さに余裕が無くて張る事が出来ず、とりあえずマウンテンバンジョーに張るため買っておいた釣り糸から近い太ささのものを選んで張ってみました。
これが思いもよらず良好で、以後はそこそこの値段のウクレレ弦よりこちらを張ろうと思います。
なかなかに良い出来ですので、次のパフォーマンスから使いたいと思います。