そんな、悲しみの分かる人間が、今現在、日本列島にどれくらい、
いるのだろう。
あまりの貧乏さに、涙を流しながら、それでも、歯をくいしばり、
何くそっつ!と自分を奮い立たせて、
負けないぞっ!と、自分に言い聞かせて、がんばってる人間を
”お前自身の問題だろう、ハハハ、”と、せせら笑う輩ばかりが、この日本という国、全体に溢れているような気がする。
実際には、どんなに頑張っても、金の巡りが悪いのは、もちろんのこと、
毎日、支払いに追われて、苦しんでいる人々が沢山いるのに、
この国の行政は、一体どうなってるんだと、首をかしげたくなる。
そして、高齢者の、孤独死がニュースに度々、とりあげられるようになった
昨近、誰もが口をそろえて、言う言葉は、決まっているのだ。
”どうして、もっと、早く言ってくれなかったんですかね、言ってくれれば
なんとかしたのに。”
たら、れば、を言うのなら、最初から、助けろよ!と言ってやりたい。助ける気持ちがない奴に限って、こんな言葉を返してくるから、本当に腹がたつ。
実際、私は、水も電気も、とめられるという窮地に陥ったことがある。
それでも、仕事はしなければいけない。
電車賃もバス賃もないので、片道10キロ以上の距離を徒歩で、仕事場まで、通ったこともある。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
そんな時、唯一、私が仕事をするのに頼りにしていた、ライフラインの
ひとつが、携帯電話だった。
電気がない私は、なんとか、携帯電話を充電できないものかと、
まず、市役所にいき、こっそり充電することを考えた。
なんとか、充電できそうな場所をみつけた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
ところが、私が、充電を始めるや否や、職員の一人が、かけよってきた。
”すいませーん、ちょっと困ります。公共のものなので、電気は使わないでもらえますか。”![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_s.gif)
あきらかに、怪訝そうな顔をして、他の職員もにらんでいる。
仕方なく、ここは、あきらめて、退散することにした。
そして、私は考えた。
公共施設で、充電はできない、、、、。
でも、もしかしたら?あそこなら、もしや、、。
そうだ!図書館へ行ってみよう。
図書館では、思ってた以上にスムーズにいった。
なかなかいいスポットをみつけたのだ。
実際、私は30分ほど、充電をすませ、後、もう少しデ、終わりそうだと、
ほっとしかけていた。
だが、事件はそのとき、起こった。
まだ、20代後半くらいの女性が、ものすごい勢いでかけよってきたのだ。
”すいませーん!ちょっと!ずっと携帯の充電してますよね!
さっきから、監視カメラで、みてたんです。
あの、これ泥棒と同じですよ!”
今度は、鬼のような剣幕で、文句を言っている。
夜叉のような顔をして、怒り狂うこの女には、俺の気持ちなど、
わかるはずがない。
そりゃあ、そうかもしれない。
確かに、無断で電気を使う奴が悪いんだ、といえばそれまでだし、
日本の法律では、公共の電気を使うのは窃盗と同じなのだ。
だけど、ひとつだけ、ここで、言わせてもらいたい。
電気も、とめられ、水も止められた人間は、死ねっ!ということなのか。
実際、この国の政治をつかさどる人間は、金のない奴、いや、金を手にいれる能力のないやつをダニ以下か、生物とも、みなしていないのだろう。
だから、平気で、ライフラインと呼ばれるものをとめることが出来るのだ。
アメリカで暮らしたことのある知人は言っていた。
アメリカでは、どんなに貧しい人も、自分の権利を強く主張できる法律が
あるらしい。
たとえば、お金がなくて、電気や水の料金が払えない状況に、陥ったものに対してて、それだけは、奪ってはいけない、国が、その人たちを守るという
法律があるそうだ。
いつから、この国は、こんな風になってしまったのだろう。
格差社会といわれるこの時代、
はっきり言って、戦国時代よりも、厳しく、残酷な人間が溢れる世界に
なってしまったのを感じる。あの、織田信長でさえも、あきれるだろう。
正直、嘆かわしいものを感じずに、いられない。
いるのだろう。
あまりの貧乏さに、涙を流しながら、それでも、歯をくいしばり、
何くそっつ!と自分を奮い立たせて、
負けないぞっ!と、自分に言い聞かせて、がんばってる人間を
”お前自身の問題だろう、ハハハ、”と、せせら笑う輩ばかりが、この日本という国、全体に溢れているような気がする。
実際には、どんなに頑張っても、金の巡りが悪いのは、もちろんのこと、
毎日、支払いに追われて、苦しんでいる人々が沢山いるのに、
この国の行政は、一体どうなってるんだと、首をかしげたくなる。
そして、高齢者の、孤独死がニュースに度々、とりあげられるようになった
昨近、誰もが口をそろえて、言う言葉は、決まっているのだ。
”どうして、もっと、早く言ってくれなかったんですかね、言ってくれれば
なんとかしたのに。”
たら、れば、を言うのなら、最初から、助けろよ!と言ってやりたい。助ける気持ちがない奴に限って、こんな言葉を返してくるから、本当に腹がたつ。
実際、私は、水も電気も、とめられるという窮地に陥ったことがある。
それでも、仕事はしなければいけない。
電車賃もバス賃もないので、片道10キロ以上の距離を徒歩で、仕事場まで、通ったこともある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
そんな時、唯一、私が仕事をするのに頼りにしていた、ライフラインの
ひとつが、携帯電話だった。
電気がない私は、なんとか、携帯電話を充電できないものかと、
まず、市役所にいき、こっそり充電することを考えた。
なんとか、充電できそうな場所をみつけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
ところが、私が、充電を始めるや否や、職員の一人が、かけよってきた。
”すいませーん、ちょっと困ります。公共のものなので、電気は使わないでもらえますか。”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_s.gif)
あきらかに、怪訝そうな顔をして、他の職員もにらんでいる。
仕方なく、ここは、あきらめて、退散することにした。
そして、私は考えた。
公共施設で、充電はできない、、、、。
でも、もしかしたら?あそこなら、もしや、、。
そうだ!図書館へ行ってみよう。
図書館では、思ってた以上にスムーズにいった。
なかなかいいスポットをみつけたのだ。
実際、私は30分ほど、充電をすませ、後、もう少しデ、終わりそうだと、
ほっとしかけていた。
だが、事件はそのとき、起こった。
まだ、20代後半くらいの女性が、ものすごい勢いでかけよってきたのだ。
”すいませーん!ちょっと!ずっと携帯の充電してますよね!
さっきから、監視カメラで、みてたんです。
あの、これ泥棒と同じですよ!”
今度は、鬼のような剣幕で、文句を言っている。
夜叉のような顔をして、怒り狂うこの女には、俺の気持ちなど、
わかるはずがない。
そりゃあ、そうかもしれない。
確かに、無断で電気を使う奴が悪いんだ、といえばそれまでだし、
日本の法律では、公共の電気を使うのは窃盗と同じなのだ。
だけど、ひとつだけ、ここで、言わせてもらいたい。
電気も、とめられ、水も止められた人間は、死ねっ!ということなのか。
実際、この国の政治をつかさどる人間は、金のない奴、いや、金を手にいれる能力のないやつをダニ以下か、生物とも、みなしていないのだろう。
だから、平気で、ライフラインと呼ばれるものをとめることが出来るのだ。
アメリカで暮らしたことのある知人は言っていた。
アメリカでは、どんなに貧しい人も、自分の権利を強く主張できる法律が
あるらしい。
たとえば、お金がなくて、電気や水の料金が払えない状況に、陥ったものに対してて、それだけは、奪ってはいけない、国が、その人たちを守るという
法律があるそうだ。
いつから、この国は、こんな風になってしまったのだろう。
格差社会といわれるこの時代、
はっきり言って、戦国時代よりも、厳しく、残酷な人間が溢れる世界に
なってしまったのを感じる。あの、織田信長でさえも、あきれるだろう。
正直、嘆かわしいものを感じずに、いられない。