ちょっと前にベストセラーとして話題になった
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 リリー・フランキー
弟に貸していたのが返ってきました。
読んだ人みんな号泣したと言いますが、私はぜんぜん泣きませんでした
弟は泣いたのかな?
*私が思ったこと*
リリーさんのオカンみたいになりたい!「子供に勉強しろ」って言わない母。
リリーさんをちゃんと大学まで卒業させたこと。有名人には「大学中退」という人も多いですが、リリーさんも大学を中退しようとしたところを母に止められて無事卒業しました。そんな母になりたいとおもいました。 料理も上手だし
私も、17歳の時に母を亡くしました。同じような経験をしたから泣けなったのかな?P374にだけ絵があります。私の母もこんなでした。P374以降はまさに15年前を思い出しました。親はいくつになっても子供が心配なんですね。小学6年生の弟をおいていくのは辛かったと思います。
ある日の「おでんくん」で病気で入院している母におでんを食べさせたいと言う少年が買いに来て、お母さんにおでんを食べさせるとおなかの中でおでんくんと仲間たちが病気と闘って、お母さんは病気も治って元気になるという話がありました。
「私も、母に食べさせたかった」・・・。
東京タワーで心無い看護婦の話がありましたが、インターンの先生が母の最期を看取って泣いてくれました。大学病院なのに。
今日のNHK FMの昼の歌謡曲は、母の好きだった「石原裕次郎」特集でした。(すごい偶然!!)
もう1回読んでみようと思います。