「 県立高校の統廃合を考える会 」 は 1月29日(火) 午後6時30分 から
彦根勤労福祉会館 で 「 県立高校統廃合 」 問題の学習会 を 開きます。
この学習会では、 「 高校再編計画 」 の 内容と問題点 を 共有し、
情勢の変化 と 今後のたたかいについて 検討します。
県教委が高校再編計画を決定
統廃合に90億円使うのではなく 35人学級を
財政難から出発した統廃合問題は、いつの間にか 新校建設に 90億円を使うという無駄遣い計画 に 変わっています。
耐震工事だけなら、 その 1/3 で すみます。
まだ 使える校舎を壊して 新校建設するのに 90億円 を 使うのか、
小中高の35人学級でゆきとどいた教育をすすめるのか が 問われています。
県教委の計画通りに進むと 現場 は 大混乱です。
どこに問題があるのか、 当該校からの報告をもとに 検討します。
県教委・高校再編計画策定
マンモス新校建設に90億円のムダ
滋賀県教育委員会は、 12月20日 に 臨時教育委員会 を 開き、
「 滋賀県立高等学校 再編基本計画 および 同実施計画 」 を 決定しました。
その主な内容は、 以下の通りです。
○ 彦根西高校と彦根翔陽高校の統合 ( 1学年9学級の総合学科に )
○ 長浜北高校と長浜高校の統合、 福祉学科の廃止、 高等養護学校の移転
○ 長浜北星高校に、 介護福祉士資格の取れる系列 を 新設
○ 能登川高校 を 総合単位制高校 に 改編
○ 彦根東高校 ( 定時制 ) の 廃止
○ 瀬田高校 ( 定時制 ) を 学科改編し、 瀬田工業高校 に 統合
一昨年の 「 再編計画原案 」 発表以来、 長浜と彦根で 各1校ずつの県立高校を廃校にする 「 統廃合 」 には、 多<の反対の声 が あがっていました。
県教委は 彦根 ・ 長浜 ・ 甲賀市長などの要望を 取り入れ、一定の修正をした 「 計画案 」 を 10月1日 に 発表していました。
今回の決定は、 その 「 再編計画案 」 に 一定の修正を加えたものです。
しかし、 反対の声の強い統廃合計画そのものには、 まったく 手を付けていません。
「 学びの共同体 」 という授業改革で 全国的に 注目されている彦根西高校の事実上の廃校 や それぞれ違う魅力をもつ長浜高校 と 長浜北高校の統合は、
今回の再編計画の目的 が 「 魅力ある学校づ<リ 」 ではないことを 如実に 物語っています。
そのほか、 「 福祉学科ではなく総合学科の福祉系列で 本当に うまくいくのか 」
「 9学級規模のマンモス総合学科 で 学校が成り立つのか 」
「 課題山積の総合単位制高校 を 本当に 中2生から 始めるのか 」 等々、
様々な疑問には 答えないままの計画策定です。
いつの間にか 大型公共事業路線に転換
当初、 再編計画は、 県教委も 認めるように 財政問題から スタートしました。
老朽化した校舎の耐震工事に 莫大なお金がかかることから 、統合するのだと 思われていました。
ところが、 今回の計画では 全< 逆です。
彦根、 長浜、 能登川 の 新校建設に 90億円ものお金 を 使うというのです。
これは、 耐震工事に係る費用の 数倍です。
県教育委員会は、 どこかの時点で 「 大型公共事業路線 」 に 舵を切ったと考えられます。
莫大なお金を使って、 多くの反対の声のある高校統廃合 を すすめることは 許せません。
同じお金を使うなら、 生徒一人ひとりに ゆきとどく教育ができる 「 35人学級 」 を 実施すべきではないでしょうか?
90億円 は 県民の負担? !
滋賀県 は 財政難です。
そんな時に 「 90億円 」 を どこから 捻出するつもりなのでしょうか?
1つは 県債として 県民負担。
もう1つは 職員 ・ 教職員の賃金カットでしょうか?
議会軽視で 既成事実化はかる?
学校の廃校には、 「 設置管理条例 」 の 改正が必要です。
ところが、 県教委は、 2013年2月県議会には 改正案を提出せずに、 事実上 計画を進め、
県議会には 募集停止の2015年6月の直前に 提出するつもりのようです。
新校舎の工事が始まっているのに、 県議会が 否決することはできません。
「 議会に諮る 」 とした嘉田知事の答弁 ( 2011年11月議会 ) は、 一体どうなったのでしょうか?
彦根勤労福祉会館 で 「 県立高校統廃合 」 問題の学習会 を 開きます。
この学習会では、 「 高校再編計画 」 の 内容と問題点 を 共有し、
情勢の変化 と 今後のたたかいについて 検討します。
県教委が高校再編計画を決定
統廃合に90億円使うのではなく 35人学級を
財政難から出発した統廃合問題は、いつの間にか 新校建設に 90億円を使うという無駄遣い計画 に 変わっています。
耐震工事だけなら、 その 1/3 で すみます。
まだ 使える校舎を壊して 新校建設するのに 90億円 を 使うのか、
小中高の35人学級でゆきとどいた教育をすすめるのか が 問われています。
県教委の計画通りに進むと 現場 は 大混乱です。
どこに問題があるのか、 当該校からの報告をもとに 検討します。
県教委・高校再編計画策定
マンモス新校建設に90億円のムダ
滋賀県教育委員会は、 12月20日 に 臨時教育委員会 を 開き、
「 滋賀県立高等学校 再編基本計画 および 同実施計画 」 を 決定しました。
その主な内容は、 以下の通りです。
○ 彦根西高校と彦根翔陽高校の統合 ( 1学年9学級の総合学科に )
○ 長浜北高校と長浜高校の統合、 福祉学科の廃止、 高等養護学校の移転
○ 長浜北星高校に、 介護福祉士資格の取れる系列 を 新設
○ 能登川高校 を 総合単位制高校 に 改編
○ 彦根東高校 ( 定時制 ) の 廃止
○ 瀬田高校 ( 定時制 ) を 学科改編し、 瀬田工業高校 に 統合
一昨年の 「 再編計画原案 」 発表以来、 長浜と彦根で 各1校ずつの県立高校を廃校にする 「 統廃合 」 には、 多<の反対の声 が あがっていました。
県教委は 彦根 ・ 長浜 ・ 甲賀市長などの要望を 取り入れ、一定の修正をした 「 計画案 」 を 10月1日 に 発表していました。
今回の決定は、 その 「 再編計画案 」 に 一定の修正を加えたものです。
しかし、 反対の声の強い統廃合計画そのものには、 まったく 手を付けていません。
「 学びの共同体 」 という授業改革で 全国的に 注目されている彦根西高校の事実上の廃校 や それぞれ違う魅力をもつ長浜高校 と 長浜北高校の統合は、
今回の再編計画の目的 が 「 魅力ある学校づ<リ 」 ではないことを 如実に 物語っています。
そのほか、 「 福祉学科ではなく総合学科の福祉系列で 本当に うまくいくのか 」
「 9学級規模のマンモス総合学科 で 学校が成り立つのか 」
「 課題山積の総合単位制高校 を 本当に 中2生から 始めるのか 」 等々、
様々な疑問には 答えないままの計画策定です。
いつの間にか 大型公共事業路線に転換
当初、 再編計画は、 県教委も 認めるように 財政問題から スタートしました。
老朽化した校舎の耐震工事に 莫大なお金がかかることから 、統合するのだと 思われていました。
ところが、 今回の計画では 全< 逆です。
彦根、 長浜、 能登川 の 新校建設に 90億円ものお金 を 使うというのです。
これは、 耐震工事に係る費用の 数倍です。
県教育委員会は、 どこかの時点で 「 大型公共事業路線 」 に 舵を切ったと考えられます。
莫大なお金を使って、 多くの反対の声のある高校統廃合 を すすめることは 許せません。
同じお金を使うなら、 生徒一人ひとりに ゆきとどく教育ができる 「 35人学級 」 を 実施すべきではないでしょうか?
90億円 は 県民の負担? !
滋賀県 は 財政難です。
そんな時に 「 90億円 」 を どこから 捻出するつもりなのでしょうか?
1つは 県債として 県民負担。
もう1つは 職員 ・ 教職員の賃金カットでしょうか?
議会軽視で 既成事実化はかる?
学校の廃校には、 「 設置管理条例 」 の 改正が必要です。
ところが、 県教委は、 2013年2月県議会には 改正案を提出せずに、 事実上 計画を進め、
県議会には 募集停止の2015年6月の直前に 提出するつもりのようです。
新校舎の工事が始まっているのに、 県議会が 否決することはできません。
「 議会に諮る 」 とした嘉田知事の答弁 ( 2011年11月議会 ) は、 一体どうなったのでしょうか?
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