青空喫茶? 青空茶屋? フリマ・カフェ? ともかく開店準備を始めました。
いろいろな目的を持っています。
ここの避難所は海辺の人が山の農村地域に避難をしています。体育館の中から外にでることが、特にお年寄りは少なくなっています。ほとんど出ない方も多いと言ってもいいかもしれません。
ちょっと離れた場所なのですが、風景も全然違います。地域も異なります・・・。
一歩外にでると、心に抱えていることも違う人達がいます・・・。外に出にくいのかもしれません・・。 都会ではちょっと考えらないことでしょうが、そんな心理もあるかもしれません・・。
子ども達の居場所づくりは、毎日していますが、大人やお年寄りにも必要でしょう。
外に出てお散歩する目的地として、気軽に「今」必要なモノが手に入るフリーマーケット、お茶屋や甘味もあり、気分転換にお話ができる場所づくり。避難所の保健師さん、お医者さんとも連携して、皆さんに声をかけて頂き、家庭避難をしている方々へも「健康のためにお天気のいい日は散歩しましょう」と声を掛けて頂きます。
物資がたくさんたまって来て、もうそろそろ「処分」が必要な時期になって来ています。
上栗林避難所は、同じ地区の人達だけでコミュニティ性が維持されているので、物資搬入も必要なモノをその時必要なだけ受け取るなど、分かっている人が窓口で受け取るので、物資が比較的上手に保管管理されているようです。
一方、大きな避難所は、様々な地域の方がいるので、コミュニティ管理が難しいのか、行政が支援に入っています。全員分が揃ってから配布というような方針もあるようで、時期が立つにつれて、必要以上に物資が多く保管され利用されなく傾向があるのでしょうか・・。必要性がない物資がダブついています。そこで、私達がフリマもするということを聞きつけて、一緒にできないかとの照会が来ました。
避難者だけではなく、栗林地区全体を対象にします・・。 これも 難しさがありそうですが、やってみないことにはわかりません・・、まずは トライです。
私達と被災された方々、地域の方々とのつながりをつくる、行政や保健、医療とのつながりづくり・・・「つながりづくり」の場所としてゆきます。
場所は、地域の商店の駐車場を利用させて頂きます。すでに店を開け食料品や日用品を販売していますが、了解を頂きました。この店主の店は栗林にありますが、自宅は箱崎地区にあって流失されています。
「商売は関係ないです。私も被災者だから気持ちがわかります。ぜひ使ってください」
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◆今日お届けした物資 (不足しているというより、今、無く、今必要なモノです。)
ヘルスメータ、血圧計、物資保管用テント、コンパネ
電気が来ていない地区へ、発電機用の燃料と灯油
差し入れに焼酎
◆本日のお仕事
・保管テント搬入組み立て
・子どもの居場所活動
・明日の炊き出しの下ごしらえ
・配達
・避難所の顔役、地域のキーパーソンとの顔合わせ
・デイケアプログラムの必要性の聞き取り
・大学の先生方との顔合わせ・連携確認
・予告掲示(青空喫茶、床屋さんがきます)
◆私達が頂いたもの
・COOK LUCK プロジェクトからお昼のラーメン
・岩手県立大 渋谷先生からおにぎり100個とパン類たくさん &ビールと栄養剤
◆本日の滞在者・スタッフ(協働しています)
竹本さん、阿部さん@クッキングカー Cook Luck (株)マングローブ
しんちゃん、ぬまっち@北海道被災地支援ネットワーク、
ばばっち@NPO法人あそベンチャースクール
ほっしー、Qちゃん、高木@ねおす (ジョイはお休み)
このブログを読むたびに、震災直後から頑張っているみなさんと、募金しかできない自分とを比べ、なんとなく落ち込んだ気分でこの1ヶ月近くを過ごしてきましたが、このコメントを読んでこっちが元気づけられました。
みなさんのお手伝いをすることはできないけれど、どうぞ無理をされませぬようお体に気をつけて頑張ってください。応援しています!