被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

支援活動つれづれに・・

2011年05月18日 | 地域社会起業育成支援
ねおすの代表をしている高木です。被災地支援も3カ月に入りました。3月13日に現地へ入り、いち地域(大槌湾の鵜住居と周辺)をコアに支援を続けています。

そして、被災地と私の住み家・黒松内、札幌・・東京を行ったり来たりしています。

いろいろと考えさせられることばかりです。しかし、考えがおよばず抜けること、時には・・考えることから逃げてるか?と自問することもあります。

被災地の状況と「こちら」の状況の大段違い・・・、
仕事も家もない、財産も家財もない・・、2つの現実にかなりの格差を感じ、被災地のこれからを考えると想像ができない自分に戸惑い・・、考えないようにしようとしたり、それではいかんと奮起もし、自分の中でバランスを取ることに四苦八苦しています。

東電原発事故の経過が明らかになるにつれて、驚くことばかり。

この国の国民は、安全安心を他(行政や企業)に預け過ぎてしまった。 浜岡原発についても停止期間は、防潮堤ができるまでとか・・、福島原発は津波でなくて地震直後に壊れたことが明らかになって来ているでしょう・・・。

さすがに・・北海道電力の泊原発の停止運動へも参画しようかと思い始めています。

以下・・徒然に・・

◆福島被災者の友人が、我が家のすぐ移住・・農業参入を本格的に試行するという。なんとかせんと・・。

◆被災地で直接ボランティアを希望する人達側のニーズがさらに多様になって来た。ニーズのマッチングが複雑化している・・。

◆高校生向けの衣服・持ち物が意外を集まらない・・昨日、やっと現地ニーズを直接、札幌の女子高校生に伝えることができた・・・頼みます!!!

◆漁業支援は・・いろいろ復興利権がらみとなって来ているという情報あり。ともかくも、船や船外機の入手がそう短期にできないかもしれないとのこと・・う~ん・・・

◆中国要人がやってくるという・・。慰問だけでこないだろう。国もお人よしだなあと思う。被災と復興支援実態を見て、中国資本の注入のタイミングを考えているに決まっているでしょ。 昨年、北海道に農業法人設立のための視察団が来たくらいですから、漁業・水産加工業への参入を狙っているのは自明でしょ!! 小さな湾・漁港くらいは、一気に復興させてしまう資本力があるでしょ・・。 その選択肢もありかもなあ・・。

◆ガイガーカウンターは今売ったら儲かるだろうに・・なぜ?簡単に手に入らんのだ?これにも何か大きな思惑が動いているのではと疑ってしまいます。

◆地域間、距離を離れた民間、行政のネットワーキングが行われるべき時代に突入したと思う。

◆日本人のイメージ力・想像力が落ちている・・・・

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みどり)
2011-05-18 18:05:24
想像力のなさ、
かなり問題だって感じる最近です。
自分も想像力ないなぁって
ちょうど二年前に自覚して、
どうにかしようとしています。

自然学校って、
想像力を高めるための役割もあるんだなぁっていうのが、
最近の発見です。

ねおすの自然学校、
また行きたいなぁー。応援してます。
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