ねおすが主催する「子ども達のための自然学校・イエティくらぶ」。
今回は北海道を離れ、釜石への親子ツアーが企画されました。
斜里町・寿都町・札幌市の小3~中2の計6名が、被災地を訪れ、
大変貴重な2日間を過ごしました。
ツアーの様子は「イエティくらぶ」ブログもご覧下さい。
<4月2日>
釜石駅「復興の鐘」前で黙祷後、唐丹地区を訪れました。
明治29年、昭和8年の津波石碑と並んだ平成の石碑には、
地元の小中学生からのメッセージが刻まれていました。
地元の小中学生からのメッセージが刻まれていました。
津波で何も無くなってしまったことを鵜住居駅に立ち、さらに感じます。
沢山の人が亡くなった鵜住居地区防災センターは目の前。
沢山の子ども達が逃げた鵜住居小学校・釜石東中学校も目の前です。
ここは本当はどんな町だったのか・・・
釜石では根浜地区にある宝来館に宿泊しました。
女将さんから「逃げろ逃げろ」と地面が叩いて叫んでいる様な地震だったこと、
それぞれが自分の責任で生きのびる三陸の「津波てんでんこ」のこと、
訓練が大事で、想定にもとらわれないことを学校で教えていること、
またスマトラ沖地震の復興も紹介してくださいました。
<4月3日>
釜石の子ども2名も加わり、ワカメの収穫体験です!
採ったあとすぐ食べたワカメのしゃぶしゃぶの美味しかったこと!
子ども達どうし遊びだすと、カニ釣りポイントも発見!楽しかったですね。
今回、私達を船に乗せてくれた漁師さんは「ねおすにお礼」と、
ワカメの収穫をさせてくださいました。
漁師さん達はとても大変な思いをされたのに、
本当にありがとうございました。
お昼も海の幸満載でした。
大槌町にある「越田鮮魚店」さんで磯焼きの昼食を頂きました。
みんなで記念撮影です。
昼食後は栗林町にあるねおすのボラセンを訪問。
2011年3月以来のねおすスタッフも初めて訪問です。
橋野町のどんぐり広場前で難問クイズ。親も子も真剣。
そして釜石の魅力を一つ知ることができました。
今回のツアーに関わってくださった皆さん、
10歳前後の子ども達は映像ではない被災地を知り、
北海道に帰りました。
自分達に起こるかもしれない災害と、
その時どうしたらいいか・・・
時々思い起こすだろうと思います。
でも子どもたちは今、「また一緒に会って遊びたいな」と
お互いに季節の廻りを待つような気持ちかもしれません。
釜石と三陸ひとつなぎ自然学校の皆さん、またお世話になります!
どうぞよろしくお願いします。
※ ツアーの一部がNHKの取材を受けました。
4月24日朝のNHK総合「あさイチ」にて放送予定です。
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