根浜の海岸近くに小さな神社がある。
地上から約20メートルほどの山の上にあるお社。
ここにも津波はやってきた。
参道は崩れた土砂で埋まり、その土の重さで手すりがひしゃげた。
周囲は瓦礫や枯れた杉の枝で覆われている。
この神社に灯りをともそう。
震災の影響で避難されている方々に、亡くなられた方々に届くような灯り。
そんな想いをもって神社の復興作業を行なっています。
鳥居周りの草を刈り、
流されて埋まった瓦礫を掘り出し、
あらかじめ市の職員の方と打ち合わせをして決めた場所に撤去していきます。
大きくひしゃげた手すり。
山側から土砂が崩れて参道のほうまではみ出しています。
まずは、石段の上に積もった杉の枝を払い、土砂をかきだし、安全に上り下りのできる参道を確保。
ひしゃげてしまった手すりは……
「とりあえず、みんなで押してみますか?」という提案を採用し、作業に集まったスタッフのみなさまのお力でぐっと押してみることに。
せーのっ
なかなかうまくいったのではないでしょうか。
この日の作業はこれで終了。
今日はこれから参道周辺の枯れ木の伐採を行ないます。
ねおす 上道和恵
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