ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

トルコ料理

2018年04月10日 | 日記
 海辺から少し上った丘の上にそのトルコ料理屋はあり、イスラムの国の料理屋なのにビールがおいてあったのが嬉しかったです。さっそくトルコビールを一杯頼むとピリ辛のオリーブと平べったいパンが出て来ました。パンをつけて食べる用のヨーグルトベースの白いソースも来ました。Kebabはだいたいチキンとラムで選べるのですが、せっかくなのでラムのKebabを注文すると大量のサラダもついてきました。サラダはキュウリを細かく刻みトマト、玉ねぎ、紫キャベツが独特のドレッシングとピリッとした胡椒で和えられています。kebabのラム肉も十分な量でガーリックソースをかけて食べます。

 とても満足した気持ちになり青空の下テラス席にいたら、地元の買い物袋を下げた女性から通りすがりに、おいしい?と聞かれたので、とてもおいしいと答えると、高くない?と聞かれたので、ビールを抜かして12ポンド(1800円)と言ったら、今度来てみる!Have a nice day!と言い通り過ぎて行きました。

 食後にはトルココーヒーを注文しました。トルココーヒーはアメリカンコーヒーよりもだいぶ小ぶりでドロドロしています。砂糖を入れる場合は初めからその中に組み込まれています。コーヒーと共に小さな焼き菓子のようなデザートも出てきて質と量と共に大満足の食事でした。しばらく休んだ後、再び海を見に行こうと思いました。

春の海

2018年04月10日 | 日記
 図書館に根詰めて通ったある日、急に海が見たくなりました。常に目の前に迫る文字や紙や予定に追われているせいでしょうか、ふとコピー機から目をあげると蒼茫と広がる果てしない光景が見える気がしました。ロンドンのSt PanctrasからFolkestone Central Stationまで一時間で行けるSunny Sandsへ、雨が続いた中よく晴れた日で冬用のコートが暑いくらいでした。小さな駅で、駅の切符売り場券Informationにここのパンフレットみたなものはないのか尋ねたところないとのことでした。ほんの20分歩くと海が見えてきました。

 海と言えば砂浜と思い込んでいたのですが、このFokestoneの海の砂浜部分は石でできています。白、黄土色、灰色の小中の石が混ざりそれがエメラルド色の海へ通じる前段階として横たわっています。靴にポロポロと砂が入ってくる心配もなく座り心地もよく、寄せては返す波の音に耳を傾ければ徐々に心があらわれていくのを感じました。思いがけず波の音を何時間でも聞いていたい心境になり、一か所にじっとして寒くなると少し歩き移動し、再び座り波の音に耳を傾けることの繰り返しでした。遠くで石を投げ合ったりして遊んでいる中学生くらいの男の子二人の姿が電子機器とは無縁の自然の姿のような気がして好感が持てました。しばらくして空腹を感じ、ここに来るときに見つけたトルコ料理店へ行くことにしました。