土曜日、墨絵を習いに行きました。本当は先週も土曜日に習いに行くはずだったのですが、私が所定の場所にたどり着けなかったのです。墨絵を紹介してくれた16歳の生徒アンジェリカに、30番のバスに乗るように言われていたのですが、朝早く起き、まだ日も昇らぬ9時ごろにひとりバス停に並んでいると、骨身に沁み入るほどの寒さで、おまけに待てど暮らせど30番のバスは来ず、我慢しきれなくなった私はやってきた4番のバスに乗ってしまったのです。これがすべての間違いの元で、墨絵が行われるプーシキン大学を通り越し、引き返すことを決めたものの、聞けど人々は教えてくれずに、中には教えてくれる人もいたのですが、初めての場所で正確にはわからず、墨絵の先生もどうにか来れるように電話で助言はしてくれるのですが、なんせこちらは寒くてかなわない、行先を求めて道を歩くのですが、いったいどちらの方角へ行っていいのやらてんでわからない、アンジェリカも「さやさーん、あなたは今どこにいますか?」と電話を寄こしてくれるのだけど、私は今、私がどこにいるのかわからない状態で答え用がないのです。そしてとにかく寒い、そのうち寒さのせいと情けなさのせいで涙もぼろぼろ出てくるし、パソコンでどうにか場所を突き止めて所定の場所まで導こうとしてくれた天使のようなアンジェリカを制して、とうとう私は「アンジェリカ、今日は諦める」と一言はいてしまったのです。
私は方向感覚は割といい方で、今まで定めた場所に行けなかったことはないのですが、これが初めての断念です。寒さは気を萎えさせます。もう出て人に道を尋ねる気力もましてや外に出て冷たい外気に中を歩ける気力もなくなったのです。辿り付いたのは小さな子供がたくさんいるブルーの綺麗な劇場です。私はこのままこの子供たちと劇をみよう、そして冷えた身体を温めよう。まるでマッチ売りの少女のような心境になりました。少しは期待して見た劇もやはり、これは子供向け、内容はともかく身体は温まったものの墨絵は行けず仕舞いでした。
私は方向感覚は割といい方で、今まで定めた場所に行けなかったことはないのですが、これが初めての断念です。寒さは気を萎えさせます。もう出て人に道を尋ねる気力もましてや外に出て冷たい外気に中を歩ける気力もなくなったのです。辿り付いたのは小さな子供がたくさんいるブルーの綺麗な劇場です。私はこのままこの子供たちと劇をみよう、そして冷えた身体を温めよう。まるでマッチ売りの少女のような心境になりました。少しは期待して見た劇もやはり、これは子供向け、内容はともかく身体は温まったものの墨絵は行けず仕舞いでした。
たまーに変な方向から来りするけどw
いや、、寒いのは本当思考回路を寸断させるよね。
しかもマイナス30とかだもん。。ナイスファイトね