ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

ロンドンのペルミ人

2018年03月20日 | 日記
 今日は、私が働いていたロシアのペルミの学校の私が去った後に日本語教師として働いた二人の先生にロンドンで初めて会えました。
ロシア人のナージャはフランス人のご主人とロンドンで暮らしていて、そこに元同僚の日本人のK先生が訪ねて来たかたちです。ペルミ繋がりの元3人の日本語教師がロンドンで会うという図が可笑しくて、ペルミの時の学校のひどい待遇や生徒たちの思い出話に花が咲きました。私が教えていたフーリガンチキの悪童たちは今はいっぱしの不良になり煙草を吸って怒られたりしているそうです。未だにママの意向で日本語を習わされていて4年ぐらい五十音を覚え続けているそうです))日本語能力試験も事前に解答を見せられてかなりのCheatingにもかかわらず合格していないそうです))相変わらずの無法地帯のロシアのやり方を聞いて、久しぶりにあの時の可笑しかったりどうしようもなかったりした気持ちが蘇りました。

 悪ガキの一人マクシムの日本語の成績を五段階中の2にしたら、ママであるエレーナ先生がやってきて4に変えてしまったそうです))

老师はクレイジー

2018年03月19日 | 日記
老师は中国語でlǎoshīと発音して、先生という意味です。
中国語の先生は少々クレイジーで、そこにその先生の面白味があるのはいいのですが、授業もクレイジーな速度で進んでいくので生徒は内心閉口しているのですが面白いことに誰も何も言いません。西洋の国からの学生が大半なのでもっと自分たちの主張をはっきりするのかとおもいきや、一度初回に一人の学生が"速すぎます"といった発言に対し"No, it's not."と一蹴されて終わりました。

膨大な暗記量に二日前は途方にくれて、それでもパスするためには勉強するしかないので、ひとりで図書館で赤いテキストを広げて格闘していたら、そこに同じクラスの子がスーッと入ってきてそれから二人で勉強し始めました。
人間同士、馬が合う合わないがあるのと同じく、勉強する相手も合う合わないがあり長い時間話したこともない子だったけど、それから何時間も一緒に勉強しました。次の日は、お互い、チョコレートとクッキーと乾燥マンゴーを持ち寄ってちょっとしたパーティー気分です。集中して構文を覚えたりしなければならいのでエネルギーが放出され甘いものが欲しくなります。途中、お腹が空いてピザを食べに行き図書館に帰り着いてまた再開です。

一人では難しすぎて気の遠くなっていた作文も一行ずつ交互に書いていけば楽しく、「ママは昔解放軍でした」「人民公社で働いていました」「今は太極拳をしています」と知ってる単語と構文を絞りだし200文字に到達させました。それが今日、とても活きて昨日のふざけた例文を思い出しそれらを真剣にテストに書きました。

今から別の授業のエッセイに取り掛かります。箱庭の中で展開しているように見える大学院生活も渦中にいると大変です))




London

2018年03月19日 | 日記
 春めいたり、雪が降ったり、ストライキがようやく終わったり、テスト期間が始まったり、私はたくさんお菓子を持ち込んでクラスメートと戦闘態勢に入りました。3日前泣きそうだった中国語の内容がこの2日で急激にImprovingしてどうにか試験に臨めそうです。一人より、二人、一人はみんなのために、みんなは一人のためにの三銃士じゃないですが、力を合わせると到底不可能に思えていたような課題がすごい速さと楽しさで解決していきます。人との繋がりってありがたいなと思います。

イースター

2018年03月19日 | 日記
 もうすぐ大学院は一か月のお休みに入ります。
私は“春休み”と呼んでしまうのですが、こちらでは“Easter Breaks”または“Easter Breaks”というらしいです。

 写真のクッキーは、たまごの下部がホワイトチョコレートに覆われ、花弁が散りばめられています。
ロンドンらしくとってもオシャレですね☆

ある男子学生と私の会話。

2018年03月05日 | 日記
韓国人の女の子の化粧法と日本人のそれについて。


男:どうして韓国人の女の子って、赤い口紅をつけるけど日本人はしないんでしょうかねえ。

私:さあ

私:やっぱり韓国人の女の子は強いけど、日本人は奥ゆかしさを大事にするからじゃない?!

男:目立っちゃいけないんですね


小難しい話が雨あられと降らされる大学院という理論と仮説の中で生きる身に、こういう他愛のない会話は大事です。
ココロがほっこり癒されます。

集中力低下につき。。

2018年03月01日 | 日記
 時々、lecturerであまりにも熱情が過ぎるのか、二時間の講義時間で休みを入れずに講義をする人がいます。生徒側としたら、小難しい話を真剣にしかも英語で聞いているので大抵一時間を過ぎるころには集中力が続かなくなってきて疲れがにじみ出てきます。そしてあと5分したらブレイクかなとかそんなことを考え始めるのですが、一たび、休みを欲し始めるともうそれにしか心が向かなくなりひたすら休み時間を夢想し始めるます。

しかし、5分経っても10分経ってもlecturerのパワーポイントを繰る手の動きに止まる気配がないときは、もしかしてノンストップなのかな。。と心に暗雲が立ち込めてきます。今日もそんなlecturerの講義を受けていて、明らか周りの生徒たちの集中力低下も手に取るように感じ、携帯に手を伸ばしてみたり、首を左右にひねってみたち、リュックのチャックを開けてみたり落ち着かない動作が目立ち始めます。そしてついにlecturerの動きと講義が15分を過ぎても止まらない場合は、諦め体制に入り、気を引き締めてあとの一時間を聞くに堪える体制を整える努力をし始めます。

 以前にストレス緩和の本で読んだのですが、休憩を取ることはとても大事なことで、あの名高いウェストン・チャーチル首相もあの高齢の中、第二次世界大戦の指揮を取れたのは、事前に疲れる前に休んでいたからだと書いてありました。あとは、仕事の合間の無駄口はちょっとした気分転換になったりしてその後の効率も上がるそうです。熱意のありすぎるlecturerはぜひこのチャーチル首相の手法を取り入れてほしいと思います。

 さらにときどき授業時間が終わっても講義をし続ける熱情lecturerもいるのですが、あれもどうか授業時間内で終わらせてほしいと切実に思います。集中力の著しい低下でもう何も記憶に留められない境地です。

授業

2018年03月01日 | 日記
 周りの生徒がストライキの影響で授業がないことを残念に思っている中、そんなことはちっぽけも感じてない私がいて、けれどもうそろそろこれを公然で言わないほうがいいかなと思う今日この頃でもあります。

 そんな中、今日は珍しく授業があり行ってみたらいつもの教授先生ではありませんでした。彼女はインドへ行ってしまったらしく他の先生が代行ということでした。おかげでいつもの授業よりも楽しくよかったなというのが私の素直な感想だったのですが、それにしてもストライキと共に海外に飛び立つという西洋人の感覚は日本人と違います。日本人ならたとえ一回の講義でも他の人に任せて自分はお遊びの海外に行くなどということは責任という観点からできないと思うのですが、こちらの人はそんなことにはお構いなしです。ストライキ中も強制授業廃止はできないので、たいてい今回の主張である年金問題に関係のない外国人の先生は授業を決行するのですが、たいてい西洋人の先生はあっさりお休みです。


雪。

2018年03月01日 | 日記
 珍しくロンドンに雪が降りました。
脆弱な公共機関は東京と同じで電車や飛行機がストップしたらしいです。

 雪が見たくて、近所のカフェに閉店まで粘りながら、ガラス越しにぼーっと降り積む雪を見ていたら、突然クラスメイトのフェイフェイが現れて目の前の席に座りました。China townの帰りだそうでたらふく中華を食べたそうです。それから一緒に寮まで帰って、その後、同じくクラスメイトのキーラに借りていたリサーチのための漢字ドリルを返しました。

 フェイフェイに会う前は、同じカフェでフラットメイトのMに偶然会い、雪だるまの部位の数について話しあいました。アメリカとイギリスは丸い玉を三つ作るそうで日本は二つだと言ったら、胴体はどこ?と言われました。四つの場合もあるのかもしれない、その時は四つ目は何を意味するのだろうと言い合いました。

 その前は同じリングイスティックスのクラスメイトとカフェでお茶をして、私のお気に入りのシーラという名前はこっちでは保険会社のキャラクターに使われていたオバサンを彷彿させる名前だと知り少しショックでした。

 最近クラスメイトをはじめ人の輪ができてきたのが嬉しいです。