昨日、診察日だった。
いろいろ主治医に話していて、なんとなく自分の立ち位置、アイデンティティーの話になった。
自分は双極性障害という病気になって自分のアイデンティティーが揺らいだ気持ちがした。
しかし主治医曰く「アイデンティティーなんて考えなくていいのだ。もともと波のある脳なのだから、その波に社会規範の中でうまく乗っていくことのほうが大事だ。」という。
薬を使ったって多かれ少なかれ波はある。その波を社会的に受け入れられる範囲の中で如何に波乗り出来るか、そっちの方が大事だという話だ。
自分はアイデンティティー模索世代なので、どうしてもそうしたことを考えてしまう。
主治医の言っていることはもっともで、規定された何かなど人間にはないのかもしれない。
ちょっとモダンとポスト・モダンの話などを思い出した。