どこ吹く風

旅のことを主に書く。

二階建てバス

2008年02月01日 14時06分52秒 | 旅への想い
 香港では二階建てバスが普通に走っている、我が島ウチナーでは観光バスとして走っているのを見かける程度なので保有台数も数台でしょう。それが香港では一般路線で普通に走っているのが珍しい。運行している大半が二階建てバスのように見えた。

 孫は二階建てバスを見るたびに”あっ二回バスだ~”と言う、子供にはもっとインパクトが強かったのだろう。そこでせっかくなので二階建てに乗ろうということになった。しかし路線が分からないのでネイザン通りをモンコック近辺まで乗り、地下鉄乗り場を探せばホテルまで戻れるだろうと考えた次第です。

 尖沙咀のビル街から二階建てバスに乗った。運賃前払い制で一人2.5ドルだが小銭の区別が付かずにマゴマゴして運転手に掌の小銭を見せて指示してもらう。5ドル硬貨は分厚く、2ドルは八角形のような感じなので判別しやすいけど1ドルが混じると分かりづらかった。それに0.5や0.1が入っていると尚混乱する。

 目的の二階への階段を登る。急階段を登ると二階でやはり目線が高いだけ見晴らしが良い。夜の街のバスからの眺めは趣がある。オプションの天井無し二階建てバスは更に面白いだろう。
孫は大喜びしていた。二階建てバスに乗っているのにすれ違う二階建てバスを見て、二階バスだとはしゃぐ、よほど気に入ったようだ。

 二階建てバスには最終日も乗った、今度はホテルから旺角(モンコック)まで乗った。一人4.5ドル也。地下鉄とは風景がまるっきり違うのでバスが楽しい。ただ地理に不案内なので、ネイザンロードで地下鉄の駅近辺で降りるようにした。地下鉄はネイザンロードに沿って走っているようなので迷っても地下鉄の駅さえ見つければどうにかなるという自信があった。ただバス停と駅の名称が違うので見晴らしの利く二階からキョロキョロ地名や駅のマークを中止ながら乗っていた。

 ただバスに乗るだけでも旅の楽しい想い出になった。時間に余裕があるならバス路線図を持って乗り回すだろう。それほど二階建てバスは魅力がある。