送られてきた海外旅行の冊子を捲っていると見覚えのある写真に思い出の地名が目に付いた。懐かしさと憧れの入り混じった楽しい気分になったので写真を開けてみた。まずスイスの写真をスライドショーで流しながら見て、マチュピツに移る、随分時間も掛かるがなかなか止められない。
写真を眺めていると次々と想い出が蘇ってきた、写真とは関係の無いことも思い出す。
家族で北京・西安・桂林・上海9日間のツアーに参加した時のことです。1日当たり1万円を切る旅費なので応募したしたツアーで、添乗員は若いオンナの子という感じで未だ慣れていない人だった。現地ガイドに言いくるめられるのを客が後押しして頑張らせるという頼りない添乗員だった。
それでも若いオンナの子というのは得なもので、お客さんからは大きな不満もでずむしろ可愛がられたのじゃないだろうか。
最後の夜は上海で、夕食会場はホールがあり食事のできる小部屋もある中層の建物だった。ホールでは結婚披露宴が開かれておりエレベーターの前には華やかな服装をした若者がいる。二卓のテーブルに分かれて次々と運ばれてくる料理に箸を出したいたら、突然”オ~ッ!”という感嘆の声が上がる。振り向いたらチャイナドレスに身を包んだ娘さんがいる、よく見ると添乗員だった。
前々から一着は欲しかったので買ったそうで、真っ赤な大きく割れたチャイナドレスはとても似合っていた。記念写真の申し込みが続き、順番待ちで私たちも撮った。添乗員としての役目は若干不足していたけどこのハプニングで帳消しどころか大きく株を挙げた。
若いってことは素晴らしい、いやそれは「オンナの子」という語が加わって成り立つのかな。
座も盛り上がったところだがトイレに行きたくなってトイレの場所を聞くと、ホールの後ろ側にあると言う。廊下が無いのでトイレへ行くにはホールを通らなければならない。しかも花嫁・花婿が鎮座している雛壇の後ろがトイレなのだ。躊躇してると、カマワナイとのことなので宴会中のテーブルの横を歩き雛壇を回りこむように歩いた。花嫁にニコッと会釈しながら。帰りは逆ルート、招待客も花嫁・花婿もまるっきり気にしていない様子である。その様子を話すと妻や娘も決心が付いたのか少し気まずそうにオロオロしなあらも用を足した。周囲が何事も無いような雰囲気なのでビックリしながらも面白がっていた。
トイレに行くのに花嫁・花婿に挨拶しながらというのは初めての経験で、もう二度と無いことでしょう。中国のトイレ事情というと扉が無いとか大広間に穴が開いているだけ、とかのどちらかといえば汚い話が多いがこのようにオメデタイ話も稀にはあるのです。
参列者およびご両人は宴会場の中をウロチョロする観光客を奇妙に思わなかったのかな。
写真を眺めていると次々と想い出が蘇ってきた、写真とは関係の無いことも思い出す。
家族で北京・西安・桂林・上海9日間のツアーに参加した時のことです。1日当たり1万円を切る旅費なので応募したしたツアーで、添乗員は若いオンナの子という感じで未だ慣れていない人だった。現地ガイドに言いくるめられるのを客が後押しして頑張らせるという頼りない添乗員だった。
それでも若いオンナの子というのは得なもので、お客さんからは大きな不満もでずむしろ可愛がられたのじゃないだろうか。
最後の夜は上海で、夕食会場はホールがあり食事のできる小部屋もある中層の建物だった。ホールでは結婚披露宴が開かれておりエレベーターの前には華やかな服装をした若者がいる。二卓のテーブルに分かれて次々と運ばれてくる料理に箸を出したいたら、突然”オ~ッ!”という感嘆の声が上がる。振り向いたらチャイナドレスに身を包んだ娘さんがいる、よく見ると添乗員だった。
前々から一着は欲しかったので買ったそうで、真っ赤な大きく割れたチャイナドレスはとても似合っていた。記念写真の申し込みが続き、順番待ちで私たちも撮った。添乗員としての役目は若干不足していたけどこのハプニングで帳消しどころか大きく株を挙げた。
若いってことは素晴らしい、いやそれは「オンナの子」という語が加わって成り立つのかな。
座も盛り上がったところだがトイレに行きたくなってトイレの場所を聞くと、ホールの後ろ側にあると言う。廊下が無いのでトイレへ行くにはホールを通らなければならない。しかも花嫁・花婿が鎮座している雛壇の後ろがトイレなのだ。躊躇してると、カマワナイとのことなので宴会中のテーブルの横を歩き雛壇を回りこむように歩いた。花嫁にニコッと会釈しながら。帰りは逆ルート、招待客も花嫁・花婿もまるっきり気にしていない様子である。その様子を話すと妻や娘も決心が付いたのか少し気まずそうにオロオロしなあらも用を足した。周囲が何事も無いような雰囲気なのでビックリしながらも面白がっていた。
トイレに行くのに花嫁・花婿に挨拶しながらというのは初めての経験で、もう二度と無いことでしょう。中国のトイレ事情というと扉が無いとか大広間に穴が開いているだけ、とかのどちらかといえば汚い話が多いがこのようにオメデタイ話も稀にはあるのです。
参列者およびご両人は宴会場の中をウロチョロする観光客を奇妙に思わなかったのかな。