海外旅行・写真日記タイ・カンボジア編 by neuman

タイとカンボジアの海外旅行写真日記 バンコク、コラート、アンコールワット、プノンペン、アユタヤ、カオサンの安宿

アンコールワットの柱の模様は風化して細部が消えている

2007年04月01日 22時57分12秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
これは、先の記事の写真のすぐ横にある柱の飾り模様です。
とてもよく出来ていますが、細部が溶けて消えているのが分かります。
さすがに12世紀から風雨に晒されていると、彫刻のエッジが失われるのが普通ではないかと思います。
しかし、残念ながら確証は全くありません。
専門家の意見を聞いてみたいところであります。
余談ですが、デジカメはマクロ(近接)撮影の性能がとても高く、こういったものの細部を撮るのには非常に重宝します。

アンコールワットのデバターをマクロ撮影して精巧さに驚く

2007年04月01日 22時43分22秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
私達は、「よくこんな昔にこれほどの物を造って凄い」、という言い方をします。
逆だと思います。
昔は本当に手でものを生み出すしかなかったのであり、手の技は昔の人のほうが優れていると思います。
また、自分の心の中を見る力や、体の内部の感覚なども優れていると思います。
これは、我々現代人の意識が、外へ対象へと向かいがちであり、つまり意識の対象となるものが溢れているからだと思います。
それはそれで仕方が無い事かもしれませんが、ある種の退化であり、意識して抗わなければならないものであると思われます。

さて、そうは言ったものの、このデバターですが、精巧に出来ていますが、当時のものか現在の物か分りません。
というのも次の写真を見てください。