No.346 2009/3/7作成
The Moonlet Within G Ring
NASAの土星探査機カッシーニが昨年8月に撮影したGリングの画像の中から、新しい衛星が発見されました。
(残念ながら私は発見できませんでした…orz)
直径は0.5km程と推定されます。
この画像は、昨年8月から今年2月までに撮影された画像の一部を紹介します。
Gリングにはリング粒子が集まった弧が存在することが知られていましたが、その弧の中央に短い線に見えるのが、リングの中を動く衛星です。
左上は衛星の拡大画像で、衛星が動いているためやや横方向に長い形になっています。
Gリングの弧は、この衛星に小さな粒子が衝突して舞い上がった塵が集まってできた可能性があります。
リングを伴う衛星は、パン、アトラス、エピメテウス及びヤヌス、メトネ、アンテ、パレネ、エンセラダスに次ぐ発見となり、これらの衛星は各リングを構成する粒子の供給源と考えられています。
先日もFリングの新衛星候補天体を独自に報告しましたが(こちら)、今後も発見が続きそうです。
元の画像:NASA/JPL提供
The Moonlet Within G Ring
NASAの土星探査機カッシーニが昨年8月に撮影したGリングの画像の中から、新しい衛星が発見されました。
(残念ながら私は発見できませんでした…orz)
直径は0.5km程と推定されます。
この画像は、昨年8月から今年2月までに撮影された画像の一部を紹介します。
Gリングにはリング粒子が集まった弧が存在することが知られていましたが、その弧の中央に短い線に見えるのが、リングの中を動く衛星です。
左上は衛星の拡大画像で、衛星が動いているためやや横方向に長い形になっています。
Gリングの弧は、この衛星に小さな粒子が衝突して舞い上がった塵が集まってできた可能性があります。
リングを伴う衛星は、パン、アトラス、エピメテウス及びヤヌス、メトネ、アンテ、パレネ、エンセラダスに次ぐ発見となり、これらの衛星は各リングを構成する粒子の供給源と考えられています。
先日もFリングの新衛星候補天体を独自に報告しましたが(こちら)、今後も発見が続きそうです。
元の画像:NASA/JPL提供
応援してます
最近再び更新が途絶えており、申し訳ありません。
実は、パソコンが故障中でして。
以前使っていたパソコンは故障続きで先月廃棄したんですが、直後に現在使用中のパソコンが故障しました。
廃棄したパソコンはデータやソフトのバックアップとして使っておりましたので、改めてバックアップ作業を始めようとしていた矢先の出来事でした。
未公開のオリジナル画像のみならず、系外惑星系の特集記事用の膨大なデータも消滅しました。
数年前からコツコツ続けてきたプロジェクト(土星の衛星ハイペリオンの立体モデルの作成、探査機「はやぶさ」の処理画像のデータベースなど)までもが…
引っ越し作業と重なってしまったのも一因でした。
しばらくショックから立ち上がれそうにありません。
でも、へちさんのように応援して下さる方がいる限り頑張ります。