No.374 2009/12/27作成 2010/1/14改変
The Model of Hyperion (the northern and southern polar regions)
ハイペリオンは大きさが360 x 280 x 225 kmの土星の衛星です。
これまでNASAの土星探査機カッシーニが数多くの画像を撮影してきましたが、それらの画像を使って地形図を作成してみました。
この画像は、その地形図を元に作成した立体モデルです。
左側は北極から、右側は南極から見たハイペリオンの姿です。
地表の多くは擬似カラー画像を用いて作成しています。
実際の色とは少し異なる点に注意して下さい。
尚、今回は他の多くの関連画像や関連情報も併せて配信していきますので、下記のページを参照して下さい。
ハイペリオン地形図配信スペシャルhttp://blog.goo.ne.jp/new_petty75/e/277482d15733ad2ce91fea40f0272065
元の画像:NASA/JPL提供
(注意)
この画像は当初1月1日に配信しましたが、その後若干の変更を加えて1月21日に現在の画像に差し替えました。
地形図の一部を、より解像度の高い画像に改めたためです。
The Model of Hyperion (the northern and southern polar regions)
ハイペリオンは大きさが360 x 280 x 225 kmの土星の衛星です。
これまでNASAの土星探査機カッシーニが数多くの画像を撮影してきましたが、それらの画像を使って地形図を作成してみました。
この画像は、その地形図を元に作成した立体モデルです。
左側は北極から、右側は南極から見たハイペリオンの姿です。
地表の多くは擬似カラー画像を用いて作成しています。
実際の色とは少し異なる点に注意して下さい。
尚、今回は他の多くの関連画像や関連情報も併せて配信していきますので、下記のページを参照して下さい。
ハイペリオン地形図配信スペシャルhttp://blog.goo.ne.jp/new_petty75/e/277482d15733ad2ce91fea40f0272065
元の画像:NASA/JPL提供
(注意)
この画像は当初1月1日に配信しましたが、その後若干の変更を加えて1月21日に現在の画像に差し替えました。
地形図の一部を、より解像度の高い画像に改めたためです。
実はこれを機に、過去に処理したハイペリオンの画像を一挙に配信する準備をしていたところ、ごく一部の地表がより高解像度で撮影されていたことに気づいたので、急遽地形図を作り直すことにしました。
なので、既に公開した地形図や立体モデルの画像も、完成後に差し替えようと思います。
明日中には配信したいところです。
ハイペリオンは比較的大型なので、多分形成直後に内部に蓄えられていたエネルギーもある程度大きかったと私も思います。
ただし内部が完全に解ける程ではなかったために、他の同程度の大きさの天体(ミマス等)のように球形にはならなかったんでしょうけど。
衝突した小天体の位置エネルギーや、放射性同位体の崩壊エネルギーの他には、タイタンによる潮汐力の影響もかなり大きいと思います。
タイタンとハイペリオンの軌道は異常に近いですからね。
太陽系でいうティティウス・ボーデの法則のように、木星のガリレオ衛星や土星の大型衛星は外側へ行く程天体同士の間隔が広くなっていますが、ハイペリオンの軌道は明らかにこれから外れています。
例えて言えば、木星の軌道のすぐ外側を地球型惑星が回っているようなものです。
軌道が不安定になりそうな気がしますが、ハイペリオンのいびつな形状と複雑な自転運動がバランスをとっているんでしょうか?
とにかく謎の多い天体で、興味が尽きません。
今朝も怒涛の更新ですね。ボイジャーとの画像比較にコメント書こうとして、ふと横を見るとエントリーが増えてる。中途半端な位置にコメントせずに助かりました。
ハイペリオンは、形成されてから加熱されるような出来事があったような気がします。
蜂の巣にされるぐらい、隕石の絨毯爆撃があったのかもしれませんが、アルミの同位体の崩壊熱に1票を投じます。