No.381 2010/2/1作成
Prometheus True Color Image
今年1月27日にNASAの土星探査機カッシーニが土星の小衛星プロメテウスに接近し、近距離から撮影を行いました。
複数枚の画像が撮影されましたが、そのうち赤、緑、青で撮影された画像を合成してカラー画像を作成しました。
この画像は、プロメテウスの画像としては最も解像度の高い画像です。
地表は比較的浅いクレーターで覆われています。
また、この画像をよく見ると、場所によってわずかな色の違いがあることも分かります。
さらに、右側は太陽光が当たらない夜の部分ですが、淡く輪郭が見えています。
これは土星やリングに反射した光に淡く照らされているためです。
プロメテウスは土星のリングの内部を公転しています。
この画像で、プロメテウスの地表に2本の平行な線が見えますが、これらはリングの影です。
影が虹色に見えますが、赤・緑・青の画像が時間をおいて撮影されている間に、影の位置がずれたためです。
プロメテウスは直径148×100×68kmの小さな氷衛星です。
Fリングと呼ばれる細いリングのすぐ内側を回り、Fリングの形成に大きな影響を及ぼしているために、「羊飼い衛星」と呼ばれています。
元の画像:NASA/JPL提供
Prometheus True Color Image
今年1月27日にNASAの土星探査機カッシーニが土星の小衛星プロメテウスに接近し、近距離から撮影を行いました。
複数枚の画像が撮影されましたが、そのうち赤、緑、青で撮影された画像を合成してカラー画像を作成しました。
この画像は、プロメテウスの画像としては最も解像度の高い画像です。
地表は比較的浅いクレーターで覆われています。
また、この画像をよく見ると、場所によってわずかな色の違いがあることも分かります。
さらに、右側は太陽光が当たらない夜の部分ですが、淡く輪郭が見えています。
これは土星やリングに反射した光に淡く照らされているためです。
プロメテウスは土星のリングの内部を公転しています。
この画像で、プロメテウスの地表に2本の平行な線が見えますが、これらはリングの影です。
影が虹色に見えますが、赤・緑・青の画像が時間をおいて撮影されている間に、影の位置がずれたためです。
プロメテウスは直径148×100×68kmの小さな氷衛星です。
Fリングと呼ばれる細いリングのすぐ内側を回り、Fリングの形成に大きな影響を及ぼしているために、「羊飼い衛星」と呼ばれています。
元の画像:NASA/JPL提供
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