No.389 2010/2/6作成
Prometheus Date and Night Sides (false color)
今年1月27日にNASAの土星探査機カッシーニが土星の小衛星プロメテウスに接近し、近距離から撮影を行いました。
複数枚の画像が撮影されましたが、そのうち赤外線、緑、紫外線
で撮影された画像を合成して擬似カラー画像を作成しました。
右側は太陽光が当たらない夜の部分ですが、土星やリングに反射した光に淡く照らされています。
その暗い部分をより鮮明に見えるように処理してみました。
ところで、下の画像はNo.388の画像を明るさのみ調節したものです。
明るさとコントラストを上げてみると、このように夜側の地表が現れてきます。
しかし、夜側の地表の光は弱く、ノイズにまぎれてしまって細かい構造は読み取ることが困難です。
そこで、夜側の地表の淡い光を最大限拾い上げ、かつ余計なノイズを極力目立たなくするために、数多くの処理を重ねて作成したのが今回の画像です。
一方、左側の部分は昼の部分で、太陽光に照らされて表面の様子を詳しく観察することができます。
地表は比較的浅いクレーターで覆われています。
また、この画像をよく見ると、場所によって色の違いがあり、組成が異なることを示していると思われます。
プロメテウスは直径148×100×68kmの小さな氷衛星です。
Fリングと呼ばれる細いリングのすぐ内側を回り、Fリングの形成に大きな影響を及ぼしているために、「羊飼い衛星」と呼ばれています。
元の画像:NASA/JPL提供
Prometheus Date and Night Sides (false color)
今年1月27日にNASAの土星探査機カッシーニが土星の小衛星プロメテウスに接近し、近距離から撮影を行いました。
複数枚の画像が撮影されましたが、そのうち赤外線、緑、紫外線
で撮影された画像を合成して擬似カラー画像を作成しました。
右側は太陽光が当たらない夜の部分ですが、土星やリングに反射した光に淡く照らされています。
その暗い部分をより鮮明に見えるように処理してみました。
ところで、下の画像はNo.388の画像を明るさのみ調節したものです。
明るさとコントラストを上げてみると、このように夜側の地表が現れてきます。
しかし、夜側の地表の光は弱く、ノイズにまぎれてしまって細かい構造は読み取ることが困難です。
そこで、夜側の地表の淡い光を最大限拾い上げ、かつ余計なノイズを極力目立たなくするために、数多くの処理を重ねて作成したのが今回の画像です。
一方、左側の部分は昼の部分で、太陽光に照らされて表面の様子を詳しく観察することができます。
地表は比較的浅いクレーターで覆われています。
また、この画像をよく見ると、場所によって色の違いがあり、組成が異なることを示していると思われます。
プロメテウスは直径148×100×68kmの小さな氷衛星です。
Fリングと呼ばれる細いリングのすぐ内側を回り、Fリングの形成に大きな影響を及ぼしているために、「羊飼い衛星」と呼ばれています。
元の画像:NASA/JPL提供
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