ニュース#118
1月15日に地球に帰ってきたNASAの彗星探査機スターダストは、彗星や星間空間の粒子を地球に持ち帰りました。
スターダストのサンプル回収器にはたくさんのエアロゾルがはめ込まれていて、粒子はその中に突き刺さった形で捕獲されています。
現在ジョンソン宇宙センター内のクリーンルームで作業が行われており、写真のようなエアロゾル中に突き刺さった粒子のサンプルがたくさん確認されています。
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ニュース#117
NASAの火星探査機マーズ・エクスプロレーション・ローバーの1つ、スピリットが撮影した地表の様子です。
グセフ・クレーターの内部で活動しているスピリットが、ハズバンド・ヒルと呼ばれる丘の南にある盆地で撮影したものです。
ここに見られる岩石は玄武岩で、火山から流れ出た溶岩が固まってできたものです。
同じような玄武岩は、スピリットが着陸した地点の近くでも数多く見られ、これらの岩石が . . . 本文を読む
ニュース#116
NASAの火星探査機2001マーズ・オデッセイが撮影したMilochauクレーターです。
左下の壁で地すべりが起きています。
Crater Landslide
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06088 . . . 本文を読む
ニュース#115
NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影したTerby Craterです。
明るい物質でできた堆積岩が露出しています。
昔海だったと考えられているヘラス平原の北に位置し、海の底に堆積した物質でできていると考えられます。
Terby's Rocks
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03698 . . . 本文を読む
ニュース#114
NASAの火星探査機2001マーズ・オデッセイが撮影した画像です。
右端に半分見えているクレーターの縁に細長い白い雲が発生しています。
Crater Clouds
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06085 . . . 本文を読む
ニュース#113
NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影したアレス谷の北の平原です。
たくさんのクレーターが見られますが、これらはより大きなクレーターができたときに散った破片が衝突してできた二次クレーターです。
Secondary Field
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03697 . . . 本文を読む
ニュース#112
NASAの土星探査機カッシーニが撮影した衛星ディオネです。
細かい模様が表面に見られます。
色の違いは組成や粒子の大きさの違いによると考えられます。
この画像は、以前当ブログ管理人のやぎが作成した画像オリジナル画像No.139とオリジナル画像No.140とほぼ同一です。
Detail on Dione (Monochrome)
http://photojournal.jpl . . . 本文を読む
ニュース#111
NASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星で2番目に大きな衛星レアです。
上方に見える2つの大きなクレーターは、より小さなクレーターに覆われていることから、年代の古いクレーターであることがわかります。
右端に見える明るい物質は、地平線の向こう側にあるクレーターから放出された物質です。
Pulverized Pulchritude (Monochrome)
http://ph . . . 本文を読む
ニュース#110
銀河系を飛び出して高速で遠ざかる恒星がいくつか発見されています。
スミソニアンの研究チームは、これまで発見されたものの特徴を参考にして、同じように銀河系を高速で脱出する恒星をいくつか発見しました。
そのような恒星はこれまで5個発見されていますが、実際には銀河系内に1000個ほどあると見積もられています。
もともと連星系を作っていたものがブラックホールに接近した結果、一方の星がブ . . . 本文を読む
ニュース#109
1月24日に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」のデータ処理系に、27日異常が発生しました。
しかし翌28日、問題がないことが確認されたため、クリティカルフェーズから初期機能確認フェーズへ移行しました。
陸域観測技術衛星「だいち」のクリティカルフェーズの継続について
http://www.jaxa.jp/press/2006/01/20060128_daichi_j.ht . . . 本文を読む
ニュース#108
岡山MITSuME望遠鏡を使った観測により、γ線バーストGRB060115の残光を詳しく撮影することができました。
γ線バーストは星が死ぬときの爆発だと考えられていて、爆発は一瞬であるため、爆発後急激に暗くなっていきます。
今回は爆発後6分で観測することができたため、詳しい観測ができました。
上の画像は緑、赤、赤外線で撮影された画像で、超波長(赤、赤外線)で明るいことはこの天体 . . . 本文を読む
ニュース#107
NASAの研究者によると、2005年は過去100年間で世界の平均気温が最も高かったようです。
2005年は特に北極地域で気温が異常に上昇しました。
上の画像は、過去の気温の変動を表すグラフと、世界各地の気温の変化を色で示した地図です。
2005 Warmest Year in Over a Century
http://www.nasa.gov/centers/goddard . . . 本文を読む
ニュース#106
ESAのX線観測衛星XMMニュートンは打ち上げられてから5年にわたって観測を続けていますが、その観測データに基づく一流雑誌に掲載された論文数が1000を超えました。
その優れたX線スペクトル分解能(わずかな波長の違いを検知できる能力)により、原始星やγ線バースト、中性子星、銀河中心部などの観測で、数多くの成果をあげてきました。
XMM-Newton scores 1000 . . . 本文を読む
ニュース#105
1月28日に土星が衝を迎えました。
衝とは、地球から見て惑星が太陽とちょうど反対側にくるときのことをいいます。
したがって、太陽が沈むとともに現れ、一晩中見ることができるわけです。
しかもこの頃地球に最も近づき、太陽の光が当たる面を正面から見ることになるため、とても明るく見える時期でもあります。
6月辺りまでは土星の観測シーズンです。
Ringside Seats for S . . . 本文を読む
ニュース#104
NASAの火星探査機マーズ・エクスプロレーション・ローバーの1つ、オポチュニティーが撮影したエルブス・クレーターのパノラマ写真です。
砂丘や、露出した岩盤などが見られます。
上の画像はカラー画像で、下の画像は3Dステレオ画像です。
Erebus Panorama
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/opportunit . . . 本文を読む