故郷のおまつり

気がつけば
7月・・・もしや！地球の回転速くなっていません？
年が明けてから７ヶ月過ぎたのに
何をしていたのかと思うほど記憶に残ることを何もしていない私です

７月といえば、私の故郷　京都では
今頃毎日　祇園まつりの　コンコンチキチン・コンチキチンのお囃子が
街中に流れていることでしょう。

生まれ育った京都より　遥かに長い年月を関東ですごしているのに
この年になっても、懐かしいものです。




先頭の長刀鉾に乗るお稚児さんは、今年は、どこの　おぼっちゃま　なのでしょうね
１昨年は、たしか・・京つけもの　西利　のご子息だったかと
１７日には、刀で、神界と人間界の間の綱を一刀両断に切って鉾の巡行が始まります
１０歳くらいの男の子には大変な任務ですが
誰でもなれるわけではなく、お稚児さんに決まった日から
神様と同じ扱いをされるわけで、地面に足をつくことも
母親が食事をたべさせることもできません
６月に決まるそうですが、最高の名誉とは言え
すべて自己負担で、ン千万円という費用がかかるそうですよ
小学低学年のお稚児さんですから、もちろん学校に行っているのですが
祇園祭の時は、公欠扱い　になります。

お稚児さんになるには公募やオーデションがあるわけではなくどういうふうに
決まるのかは、神事、非公開です
庶民の私には関係のないことですが・・・。

鉾を見学していると
四条河原町から方向転換、河原町通りを北上しますが
その時から、気がつかない人が多いですが、お囃子の音が変わります。


そして、河原町御池から西に９０度の方向転換で
これが、クライマックスの　辻回し　です
１０トン以上は、遥か越える鉾の辻回しは圧巻で
以外とここは、混雑も少なく穴場です
お稚児さんも、ここで鉾から降ります。

もし、祇園祭りを見学されることがあれば、お薦めの場所です
ただ　京都の酷暑を覚悟のうえで（笑）。