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格言

2016-06-18 | 日記
日本の格言に「遠くにいる家族より、近くにいる隣人」、というものがありますが、

どうも、これも聖書から来ているものと思われます。

聖書では「近くにいる隣人は、遠くにいる兄弟にまさる」と日本の格言と違いますが、意味は同じでしょう。

約2900年前のソロモン王の時代に記された「箴言」という書物に記されています。
2900年前ということ自体にただただ感服します。他にも多くの格言があり、
それは現代人にも通ずる普遍的であるから面白い。


例を挙げてみます。。。
○鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる

○顔が、水に映る顔と同じように、人の心はその人を映す

○憎む者は、くちびるで身を装い、心のうちでは欺きを図っている

○人はその口の結ぶ実によって腹を満たし、そのくちびるによる収穫に満たされる

○人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ

○熱心だけで知識がないのはよくない

○急に得た財産は減るが、働いて集める者は、それを増す

○歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。しかし真実な心の人は事を秘める

○高ぶりが来れば、恥もまた来る。知恵はへりくだる者とともにある。

○一切れのパンがあって平和であることは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる

○わきまえのない者は何でも言われたことを信じ、利口な者は自分の歩みをわきまえる

○なまけ者よ。蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ

他にも、政治的な事柄や夫婦、親子間等、また金の貸し借りのことなど、生活全般の格言が詰まっているのが箴言なのだ。
一読必見の価値あると。。。

祝福


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