散歩中、キンシバイの花を撮影しました。猫の額の菜園、茄子もミニトマトもいい感じに育って食べてます。
「なんだっけ 取りに来たのに また戻る」
昔、サラリーマン川柳にありましたね。
出掛ける時、前もって準備はしているのですが、出かけた途中で忘れる「もの・こと」が増加中です。
私の場合
一位・・・スマホ
二位・・・買い物リストの付箋(書いた意味ないし)
三位・・・火の元確認(ヨシッ!と言ったのを忘れて気になって戻る)
四位・・・戸締り(戻ってみると大抵閉めている)
年のせいかな・・・。
初老という言葉の年齢は過ぎつつあるのですが、昔々その昔の初老って40歳のことらしいです。太宰治の作品を読んでいたら
「私は先日の手紙に於いて、自分の事を四十ちかい、四十ちかいと何度も言つて、もはや初老のやや落ち附いた生活人のやうに形容してゐた筈でありましたが、はつきり申し上げると三十八歳、けれども私は初老どころか、昨今やつと文学のにほひを嗅ぎはじめた少年に過ぎなかつたのだといふ事を、いやになるほど、はつきり知らされました。」(太宰治(1942年)「風の便り」)
戦前昭和17年頃も、40歳が「初老」という感覚だったことが浮かばれます。私が会社に入った当時の定年は55歳でした。その後58になり、60歳に。退職の方の顔つきをみると父と同じ世代、この年の付近が初老なのかと思ってました。人生100年時代という中、初老の年齢の感覚も変わってくるのかな?いつまで働くようになるんだろう?
ついでに調べました。
「初老」・・40歳頃
「中老」・・50歳過ぎ
「大老」・・尊敬されている老人の呼称
「長老」・・その方面で経験を積んだ「長・かしら」の立場にある人
「古老」・・昔のことをよく知っている老人のこと
「老老」・・非常に年老いた様。よぼよぼ
いずれ「よぼよぼ」になるでしょうが、今日が一番若い日でいきます。
今日がいちばん若い日!