きょうは節分、季節を分ける日、日も長くなり明るい日差しを感じますが、火曜日にかけ南岸低気圧が2つ通過しそうで
東京にも雪の予報も出てたりで、雨か雪かの大騒ぎですね。
これから先、寒暖の繰り返しでゆっくり春へと思うと気分もワクワクします。
数日前、アマゾンに注文していた上腕式の血圧計が届きました。今までは手首で測っていましたが、心臓に近い所で
計測した方がぶれないみたいで、買い足しした形になりました。
「鬼は外、福は内」丑寅の鬼門へ向け豆(最近は落花生が多い?)を投げますが、豆(まめ)は「魔の目を打つ」、「魔を滅する」に通じるからという言い伝えもあります。
又、五穀の一つとして日本で古くから栽培されている大豆には、米と同じく穀霊(穀物に宿る神霊)が宿り、邪気を払う力があるという穀霊信仰もありました。
拙宅もその鬼門には南天を植えています。そして南天は薬用の木。
幼い頃、「南天を庭に植えれば火事を避けられる、赤い実に厄除けの御利益があるから」と父から聞いた覚えがあり玄関の近くにも植えています。
「豆を食べる時は気をつけましょう!」と。
ニュースで5歳以下の子供さんには食べさせないようしきりに報じられていますし、恵方巻も高齢者の方へは細かくして食べるよう
呼びかけられていました。昔はそんなことは言ってなかったと思うのですが、のどに詰まらせて救急外来が増えてきているそうです。
拙宅は子供たちも独立し、何もしない静かな節分です。
玄関脇の南天
後で知ったことですが、南天の葉っぱや実には殺菌効果があって実が弁当に添えられたり、赤飯を入れる重箱の底に葉が敷かれたり、
赤飯の上に添えられたりしています→食中毒よけ・腐敗防止。彩が美しいので、正月飾りにも使われています。
また南天の枝で作った箸を使うと、中風にならないとか長寿になるといわれているのも、殺菌作用があるからでしょう。
さりげなくどこにもあるような見慣れた南天ですけど、たいへん重宝がられる木です。