「春は名のみの 風の寒さや」と謳った早春賦の歌詞の通り、肌を刺す空気はいまだ寒気を帯びたままという今日の天気です。
これを裏返せば、たとえ「名のみ」でも春は春ということでもあります。昔から日本人は立春を迎えると、いくら寒風が吹きすさんでいようと、
雪が降りしきっていようと、その向こうに春の証しを探ってきたことを思えば、少しくらいの辛苦にも耐えられるのではないでしょうか?
住んでいるお里は雨でしたが、少し標高の高いお山は頂上近くが雪化粧していた朝です。
私の個人的な意見ですが、早春の花は黄色い花が多いのではと思い、コロナ前にそんな花々を撮影に出かけていました。
福寿草に、木に咲く花は、蝋梅、マンサク、マンサクが散る頃にミモザ、山茱萸(春黄金花)など黄色が多いと感じます。
山茱萸、音で読んだらサンシュユ、訓読みだと茱萸を(ぐみ)と読むと知ったのは最近のこと。「さぁ茱萸と書きなさい」と
言われても、え~っと・・・となりそうな漢字です。
マンサク
ミモザ
山茱萸