梅の季節。この辺は咲くのが遅くて、咲いたかと思うとすぐ桜の季節を迎える。
「梅はその日の難のがれ」「梅木学問」とか諺が多いのも梅。
朝、出掛ける前に梅干を食べると、その日は災難をまぬがれるという言い伝えがある。
子供が受験日の朝、近くの神社にお詣りし、出かける前に梅干食べて出陣していました。
今でもそのせいか、コンビニ寄ると「カリカリ梅」ばかり買って来る・・・。塩分は!?
梅には殺菌作用もあって、旅館の朝食に「梅干」が出されるのもこの説からだそうです。
また「梅木学問」は、梅の木は成長は早いけど大木にはならないため、にわか勉強で不確実な学問のことを言う。
先週の金曜日、「ニュースきん5時」というNHKの情報ニュース番組の気象コーナーで
塩見予報士が大阪城の梅を撮影してきて、梅の名前の付け方の解説をしていた。
ルールがあって、白梅は「月」の名、紅梅は「太陽」にちなんだ名前が多いそうだ。
昨日の朝は、-4℃だったがウォーキングに出かけた。
桜の蕾も少し膨らんだかな?ちらほら咲きかけた梅の花を見ながら
突き刺さすような寒さの中、春はそこまで来ていると思った。
梅のつぼみが一輪、また一輪とほころぶごと日に日に
春めいてくる。松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪の句を思い出した。
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
2023.2.27撮影
2023.2.24 ニュース きん5時より
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
2023.2.27撮影
2023.2.24 ニュース きん5時より