前略、ネギせんせー。お元気でしょうか。宮崎のどかです。
今、私は殺し合いなんていう物騒なイベントに巻き込まれています。いえ、わざわざ言うまでもないでしょう。
何せあなたも、同じ殺し合いに参加させられているのですから。きっと、名簿に記された私の名前に気づいてくれていると思います。
そして一緒に記された、小太郎君と那波さんの名前にも。
私たち、これからどうなるのでしょうか。なすすべもなく殺されるしかないのでしょうか。
私は、そんなことにはならないと信じています。なぜならネギせんせー、あなたがいるからです。
きっとネギせんせーなら、こんな絶望的な状況でもなんとかしてくれると信じています。
もちろん、私も可能な限りお手伝いするつもりです。ですから、まずはあなたと合流することを当面の目的としたいと思います。
さて、この場所に飛ばされてそうそう、私には同行者が出来ました。吉田カヲルさんという人です。
高校生だそうなので、私より少し年上だということになります。
吉田さんはパニックになっていた私に、手品を見せて落ち着かせてくれました。
ちょっと抜けた感じはあるけど、すごくいい人みたいです。
私と吉田さんは、殺し合いなんてものはしないという見解で一致しました。
そして今は、お互いの持ち物をチェックしているところです。
私のカバンに入っていたのは、楓さんのものらしい大きな手裏剣とシャベルでした。
一方、吉田さんのカバンに入っていたのは……。
「ストーブと布団、ですか……」
「ふーむ……」
明らかにカバンより大きい、というのはいいんです。きっとカバンの方に何かの魔法がかかっているのでしょう。
しかし、ストーブと布団です。殺し合いという状況の中で、これをいったいどう使えというのでしょうか。
吉田さんも腕を組んで、すっかり考え込んでしまいました。
「おお!」
突然、吉田さんが声をあげると同時に手を叩きました。
「何かわかったんですか?」
「うむ」
私の問いかけにうなずくと、吉田さんは突然ストーブと布団を投げ捨てました。
えーと、これはいったいどういうことなんだろう……。
「ストーブがすっ飛ぶ! 布団が吹っ飛んだ!」
え? ダジャレ……?
戸惑う私をよそに、吉田さんはものすごく満足げな笑みを浮かべていました。
ネギせんせー……。私、この人と一緒に行動しても大丈夫なんでしょうか……。
【一日目・深夜 C-4 平原】
【宮崎のどか@魔法先生ネギま!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、巨大手裏剣@魔法先生ネギま!、工事用シャベル@かおす寒鰤屋
【思考】
基本:殺し合いには乗らない
1:ネギと合流。
2:吉田と行動……していいものかどうか……。
※麻帆良祭終了後からの参戦です
【吉田カヲル@それじゃあ吉田くん!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ストーブ@あっちこっち、布団@サナギさん
【思考】
基本:殺し合いには乗らない
1:???
※2巻終了後からの参戦です
※支給品紹介
【巨大手裏剣@魔法先生ネギま!】
長瀬楓が小太郎との戦いで使用した、2メートルはありそうな手裏剣。
紐を引くと高速回転するギミック付き。
その大きさゆえ、盾としても使える。
【工事用シャベル@かおす寒鰤屋】
第1話で駆馬に襲いかかった虎雄の部下たちが凶器として使っていた、普通のシャベル。
【ストーブ@あっちこっち】
つみきたちの教室に設置されたストーブ。先生が躓いた拍子にぶつかって壊してしまい、真宵が修理することに。
【布団@サナギさん】
「サナギさん」の作中に、頻繁に出てくるアイテム。
作者曰く、「布団だけにかぶってるな、と」。
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今、私は殺し合いなんていう物騒なイベントに巻き込まれています。いえ、わざわざ言うまでもないでしょう。
何せあなたも、同じ殺し合いに参加させられているのですから。きっと、名簿に記された私の名前に気づいてくれていると思います。
そして一緒に記された、小太郎君と那波さんの名前にも。
私たち、これからどうなるのでしょうか。なすすべもなく殺されるしかないのでしょうか。
私は、そんなことにはならないと信じています。なぜならネギせんせー、あなたがいるからです。
きっとネギせんせーなら、こんな絶望的な状況でもなんとかしてくれると信じています。
もちろん、私も可能な限りお手伝いするつもりです。ですから、まずはあなたと合流することを当面の目的としたいと思います。
さて、この場所に飛ばされてそうそう、私には同行者が出来ました。吉田カヲルさんという人です。
高校生だそうなので、私より少し年上だということになります。
吉田さんはパニックになっていた私に、手品を見せて落ち着かせてくれました。
ちょっと抜けた感じはあるけど、すごくいい人みたいです。
私と吉田さんは、殺し合いなんてものはしないという見解で一致しました。
そして今は、お互いの持ち物をチェックしているところです。
私のカバンに入っていたのは、楓さんのものらしい大きな手裏剣とシャベルでした。
一方、吉田さんのカバンに入っていたのは……。
「ストーブと布団、ですか……」
「ふーむ……」
明らかにカバンより大きい、というのはいいんです。きっとカバンの方に何かの魔法がかかっているのでしょう。
しかし、ストーブと布団です。殺し合いという状況の中で、これをいったいどう使えというのでしょうか。
吉田さんも腕を組んで、すっかり考え込んでしまいました。
「おお!」
突然、吉田さんが声をあげると同時に手を叩きました。
「何かわかったんですか?」
「うむ」
私の問いかけにうなずくと、吉田さんは突然ストーブと布団を投げ捨てました。
えーと、これはいったいどういうことなんだろう……。
「ストーブがすっ飛ぶ! 布団が吹っ飛んだ!」
え? ダジャレ……?
戸惑う私をよそに、吉田さんはものすごく満足げな笑みを浮かべていました。
ネギせんせー……。私、この人と一緒に行動しても大丈夫なんでしょうか……。
【一日目・深夜 C-4 平原】
【宮崎のどか@魔法先生ネギま!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、巨大手裏剣@魔法先生ネギま!、工事用シャベル@かおす寒鰤屋
【思考】
基本:殺し合いには乗らない
1:ネギと合流。
2:吉田と行動……していいものかどうか……。
※麻帆良祭終了後からの参戦です
【吉田カヲル@それじゃあ吉田くん!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ストーブ@あっちこっち、布団@サナギさん
【思考】
基本:殺し合いには乗らない
1:???
※2巻終了後からの参戦です
※支給品紹介
【巨大手裏剣@魔法先生ネギま!】
長瀬楓が小太郎との戦いで使用した、2メートルはありそうな手裏剣。
紐を引くと高速回転するギミック付き。
その大きさゆえ、盾としても使える。
【工事用シャベル@かおす寒鰤屋】
第1話で駆馬に襲いかかった虎雄の部下たちが凶器として使っていた、普通のシャベル。
【ストーブ@あっちこっち】
つみきたちの教室に設置されたストーブ。先生が躓いた拍子にぶつかって壊してしまい、真宵が修理することに。
【布団@サナギさん】
「サナギさん」の作中に、頻繁に出てくるアイテム。
作者曰く、「布団だけにかぶってるな、と」。
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