アカにつける薬

Free Asia Network (略称:FAN)

鳩山首相の南京訪問要請か=中国主席の広島入りも

2010年01月06日 | 過去記事倉庫
天皇陛下と習氏の会見、小沢氏の朝貢外交の裏には
実は「鳩山総理が南京を訪問し、日本軍による虐殺を謝罪」という
仰天シナリオがあるらしいというニュースです。

  ◇

時事通信1月5日より転載)

【パリ時事】仏紙フィガロは5日までに東京発で、同紙が入手した情報として、中国共産党が日本側に対し、鳩山由紀夫首相の南京(江蘇省)訪問を要請したもようだと伝えた。胡錦濤国家主席が被爆地・広島を訪問するシナリオもあるとしている。

 同紙は、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見、民主党の小沢一郎幹事長の訪中など最近の日中接近の動きは「オードブル(前菜)にすぎない」と指摘。さらに重要な「今年の劇的和解シナリオ」として、まず鳩山首相が旧日本軍による虐殺行為の現場である南京を訪問し、中国国民に明快な公式の謝罪を行った上でその後に胡主席が原爆投下の被災地広島を訪問するという案を提示した可能性があるという。

(転載おわり)

 ◇

読売新聞より一部転載)

 中国が、日中間の国民感情の改善に向けて、今年6月ごろ、鳩山首相の中国江蘇省南京への訪問を招請する代わりに、11月ごろに胡錦濤国家主席の広島訪問を検討し、日本政府筋に非公式に打診していたことがわかった。

 複数の日中関係筋が6日、明らかにした。中国は「南京事件」が起きた南京への訪問を戦後の現役首相として初めて実現させることで、東シナ海のガス田の共同開発や中国製冷凍ギョーザ中毒事件などの懸案を先送りしたまま、中国主導で対日関係を進める狙いだ。(略)中国は、胡主席が胡主席が被爆地の広島を訪れ、戦争被害者としての日本の立場にも理解を示すことで、日本の対中感情の改善にプラスになると判断している。

(転載おわり)

  ◇

そもそも南京事件自体、本当に存在したのかどうか、
まだ決着のついていない話です。
戦争なのだから、それは住民が戦死することはあったでしょうが
果たして日本軍による虐殺と言えるものだったか。
マスコミによる捏造報道はなかったか、まだ論争が続いている段階であり、
一方的に首相が謝罪にのこのこと出かけて行く段階ではないはずです。

村山談話の比ではありません。

日本の首相が南京に行くかわりに、
中国の国家主席が広島に来るのだそうですが、これもまたおかしな話。

広島に原爆を落としたのはアメリカなので
中国は、別に広島に来ても痛くもかゆくもない。
対等でもなんでもありません。引き替えにする条件としては、アンフェアです。

読売新聞によると
「中国は、胡主席が被爆地の広島を訪れ、戦争被害者としての日本の立場にも理解を示す」予定だとか。

要するに、広島に胡錦濤主席が来るのは、
「日本人は原爆を落とされて、もう十分懲りましたので、
それに免じて南京のことは許してください」と許しを請うためですね。


原爆を落としたアメリカは、原爆投下について直接的な反省をしていません。
原爆投下は、落とされたほうが悪かったのでしょうか?
落としたほうが悪いのでしょうか?

原爆は、落としたほうが悪いのです。
なのに、落とされたほうが卑屈になって
「日本は原爆で大きな被害を受けて罪は償ってきたので、もう許してください」
と中国に許しを請うというのは、変な話だと思いませんか?

まるで日本が原爆を落とされたのは、何かの「罰」か「懲らしめ」だったような言い方です。

日本の首相が南京で虐殺を認め、中国に謝罪し、
中国の国家主席が被爆地の被害を視察した上で、日本の罪を許す――。


こんな「感動的な日中和解」のシナリオは、私は断じて納得することができません。
広島と長崎に原爆を落とされたのは、天罰だったとでも言うのでしょうか。
広島や長崎の方は、これでいいんでしょうか?

「納得できない」ということを声にしてあげていかなければ、
何も言わなければ政府は「国民の理解を得た」ものと受け取ってしまいます。
新聞の読者投稿欄に意見を書いて送る。
FAX、メール、どんどん意見を表明しないと、黙っていたのでは国民は同意したものだと思われてしまいそうです。

歴史問題で決着つけば、中国は困る

2010年01月06日 | 過去記事倉庫
サーチナという中国系ポータルサイトの掲示板で、歴史問題についての議論が続いています。

  ◆

サーチナ 2009/6/3より転載)

  サーチナへの投稿の一部を紹介する。「中国は、国際政治の舞台で日本の立場が強くなっては困る」、「したがって、歴史問題で決着がつかず、日本を非難しつづけることができる構図を望んでいる」などと主張する。東寺(ハンドルネーム)さんの投稿。
---------------------------------------------------------
  日本人は「反省し、何度も謝ったじゃないか!」、中国人は「日本人が本当に謝ったことは、1度もない。日本人の態度は中国人の感情を傷つけている」と主張する。この言い合いは終わらない。終わらない必然性があるからだ。

  もしも「日本人は確かに反省している。歴史認識の点で問題は解消した」と中国人が納得してしまえば、中国政府と中国共産党は困ることになる。

  中国政府は技術向上や社会システムの安定化のために、日本からの投資・協力が必要だ。一方では、国際政治の舞台で日本の立場の強化を阻止しなくてはならない。そのための大義名分として、日本の歴史認識「問題」が重要になる。「日本の歴史認識は中国人の感情を傷つけている、したがって日本の政治大国化には反対せざるをえない」という理由づけができるからだ。

  このような構図の一端が露呈したのが2005年4月に起きた反日デモの後始末だ。日本の(歴史)教科書の定期改訂の時期に合わせて、中国と韓国で反日キャンペーンが起こることは、予期されていた。日本を含めた2、3カ国を国連安保理の常任理事国にしてはどうかという国際議論が盛り上がりつつあった時期でもあった。

  教科書を批判材料にして対日批判行動が予想通り盛り上がった。上海では4月16日、デモ参加者が暴走し、投石などで日本総領事館の一部を破壊した。どの国の政府も領内にある外国の大使館、領事館を警備し、安全を保証する重要な義務があるが、中国政府はこの義務を守れなかった。

  日本人は暴力的な反日デモにショックを受けたが、それ以上に驚いたのが、警備の不手際に関して中国政府が一切謝罪しなかったことだ。この非常識な対応に愕然とした日本人は中国人への認識を改めた。その結果、中国への投資には慎重になり、ベトナムやインドへの投資を増やした。この変化は表面上はゆるやかだったが、後世になれば大きな歴史的転換点として記憶されるかもしれない。

  総領事館の破損に関して中国政府が遺憾の意を表すことさえしなかったのはなぜか。その答えはすでに明らかにしたつもりだ。

  被害者としての立場で、日本の歴史認識を非難するのは中国でなければならないのに、この構造が消し飛んでしまう恐れがあったからだ。いかなる意味でも日本を加害者の立場においておく必要があった中国政府は、どんな小さな謝罪でもすることができなかったのだ。被害者はあくまでも、中国でなければならなかった。

  というわけで、日本人の見解と中国人の見解の対立がなくならない構造がある。
---------------------------------------------------------
◆解説◆
  筆者とは少々異なる考えを紹介する。中国の指導層内部でも、対日姿勢は決して「1枚岩」ではないとの見方だ。

  2002年に発足した胡錦濤政権は当初、日本との融和を目指していたとみられる。政権発足の前後から、◆日本の戦争謝罪はすでに十分だ◆日本が再び軍国化する可能性はない◆日本を“普通の経済大国”として認識すべきだ◆対日関係の強化を重視した方が、中国にとって有利――などとする「対日新思考」も、共産党系のメディアなどから発表された。

  一方、胡錦濤派との確執が伝えられる前政権の江沢民派は、かなり露骨な対日強硬路線だった。新政権発足後も江沢民派は大きな勢力を保ち、胡錦濤主席らが目指した外交に反対していた。

  一方、日本では小泉首相が2001年から靖国神社に参拝。その後も、外務省と中国側との水面下の交渉を軽視して、参拝を続けた。江沢民派は胡錦濤主席らを「軟弱姿勢で日本をつけあがらせた」と攻撃すると同時に、民衆の「愛国心」をあおった。そのため胡錦濤政権は、対日強硬姿勢をとらざるをえなくなった――。

  この見方は、中国・中国圏の政治を専門とする清水美和氏が著した『中国が「反日」を捨てる日』(講談社プラスアルファ新書)に詳しい。

  清水氏は現在、東京新聞論説委員。1998年4月15日の胡耀邦氏死去の直後に発生して追悼デモの真相を取材し、「大きな政治運動に発展する可能性あり」と世界に先駆けて報じるなどの実績も多い、ベテラン・ジャーナリストだ。なお、胡耀邦追悼デモは当初さほど目立たなかったが、6月4日に軍が出動した天安門事件に発展した。(編集担当:如月隼人)

はじめまして

2010年01月06日 | 過去記事倉庫
はじめまして。樹香(きのか)と言います。
今日から、「樹香の〈世相を斬る!〉」というコーナーで
コラムを書かせていただくことになりました。

突然ですが、私は、いわゆる「活動家」でも何でもありません。(^^;)
皆さまと同じような、ごく平凡なフツーのワーキングマザーです。
家庭的で優しい夫と、上は高校生から下は保育園児まで、4人の子どもがいます。
毎日夫と子どもたちを送り出し、のんびりとコーヒーを飲みながら新聞に目を通し、
昼間は自室で自分の仕事に熱中し、
ときおり、のどを鳴らしながらすり寄ってくる飼い猫を抱き上げ、
何の疑いもなく、この平穏な日々が明日もあさっても続くと信じていました。

政治に、それほど興味があったわけではありません。
その時の気分で、自民党に入れてみたり、かつての新進党に入れてみたり。
投票に行かない時もありました。
「愛国心」という言葉を考えたことも、ほとんどありませんでした。
昨年の夏までは――。


えっ・・・? と思ったのは、昨年の衆院選挙のあたりからです。
私は仕事上の必要に迫られて、毎日インターネットでさまざまな情報を収集する機会に恵まれていました。
民主党という政党の危険性を指摘する識者や、ブロガーの書き込みは
昨年の夏の時点で、すでにインターネット上に溢れていました。
ところが、普通のテレビや大手新聞は一切そういう情報を流さなかった。
それどころかマスコミは、政権交代ムードをあおりたて、
一般の有権者は民主党政策の危険性を何も知ることなく、
自民党は歴史的大敗を記する結果となります。

そしてその結果、この数カ月で日本の国が
民主党の亡国政策によってグチャグチャにされてしまったのは
皆さん、ご承知のとおりです。

ぞっとしました。のんびりと、日なたで猫とたわむれている場合ではない。
生まれてはじめて、「国家」というものを真剣に考えました。
ごく普通のいち自営業者であり、「ぐうたらな妻」だった私が、
家族を守らなければ、この地域を、私たちの国を守らなければと、本気で思いました。
第二次大戦以来の国難が、本当にこの日本に迫っているのかもしれないと思いました。

マスコミが正しい情報を流してくれないのならば、
私たちはもっと賢くなって、自分から「真実の情報」を取りにいかねばなりません。

自分なりにできることを探し続け、
動き回っているうちに、この会の存在を知りました。
縁あって、このコーナーで書かせていただけることになりました。

このコーナーでは、
新聞やテレビがほとんど採り上げないか、
小さな記事としてしか載せていないけれども、実は大切なニュースを
不定期でお届けしていきたいと思います。

あわせて、マスメディアによる情報操作の具体例。
そして、普通の日本人がごく普通に暮らしながら
正しい情報を探すノウハウなども、お伝えできればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。