JJ1UBA_nisiの手作りブログ

オーディオアンプ、スピーカ、マイコンを中心に色々なものを手作りしています。
2019年からアマチュア無線も始めました。

Streo7月号の付録のスピーカの調整

2010-07-16 20:00:32 | オーディオ
Streo7月号の付録のスピーカ(Fostex P650)で作成したダブルバスレフのスピーカユニットのエージングが進んできたのでレポートします。

中高音域については、当初と同じく綺麗な音です。
このところ、低音が出すぎ、おまけに低音がボコボコと籠った音がし、低音がタップリ入っている音楽が、聞きにくくなってきたため本日、チューニングを行いました。

チューニング1:吸音材の増減
第1空気室の吸音材を1/3に減らす
 中高音域:スピード感が増し、小音量の高音が聞こえやすくなる
 低音域:変化なし
第2空気室の吸音材を増減
 全体に変化なし

チューニング2:ポートの長さ調整
第2空気室の吸音材調整で低音が解消されないため第2ポートで調整することにしました
画用紙で筒を4種類作成(10cm、11cm、12cm、15cm)し、順次第2ポートに挿入し視聴した結果、12cm、15cmが低音の音量が減少し、ボコボコも解消しました。
15cmが中高音域とのつながりが良いため15cmに決定し、エンクロージャの厚み1.2cmを考慮して塩ビパイプを13.8cmにカットし、第2ポートを交換しました。

チューニング後の視聴結果
3時間ほどクラシック、Jazzを中心に視聴しました。
低音域と中高音位置とのバランスがとれ聞きやすくなりました。
FDBR方式スピーカと比べると、若干劣りますが、6.5cmスピーカでここまでの音が出れば立派だと思います。単身赴任先に持って行こうと考えています。

F特比較:
チューニング後は、100Hz~70Hzが若干レベルダウンしていますが、不思議なことに60Hz以下は、チューニング前よりレベルアップしています。
黒線:チューニング後
赤線:チューニング前