オークションで落札したスペアナR3132を動作確認した結果、起動時のチェックで
「Backup RAM NG」、Self Testの実行で「CPU FAIL」が表示されていたので、
R3132のCPUパッケージに搭載されているバッテリーを交換しました。
バッテリー交換直後の起動では、エラーが表示されていますが、キャリブレーション
(自動校正)を実行後に再起動すると見事にエラーが解消しました。
また、電源をOFFしてもキャリブレーション結果、前回測定設定、日付も保持されます。
交換手順
- 縦置き用台座の取り外し
①対角3mの六角レンチで台座を止めてある6角ネジ4本を取り外す
②台座を外す - バックパネル取り外し
①▷印があるネジ(赤丸箇所)8本を外す
②BNCコネクタのナット(青丸箇所)3本を14番スパナで外す
③バックパネルをを取り外す - BNCコネクタのナット外し
①CPUパッケージのBNCコネクタのナット(青丸箇所)2本を14番スパナで外す
②CPUパッケージを取り外す - CPUパッケージ保護カバー取り外し
①赤丸箇所のネジ8本を取り外す
②保護カバーを取り外す - BNCコネクタPKG取り外し
①CPUパッケージに乗っているBNCコネクタパッケージのコネクタを①の
方向に持ち上げコネクタを外す
②BNCコネクタパッケージを②の方向へ移動しパッケージを取り外す - 電池交換
①BNCコネクタパッケージの下に電池があるので取り外す
②新し電池のコネクタを切り捨てる
リード線がショートしないように養生をする
③新しバッテリーのリード線を古い電池が接続されていた端子に
半田付けする