兌換券丙拾円券(1次10円) 2021-03-29 00:06:00 | 古銭 昭和5年(1930年)発行の兌換券丙拾円券です。関東大震災で兌換券の整理が必要となり、昭和2年(1927年)に兌換銀行券整理法が制定され、従来の兌換券を失効させて、丁五円券・丙拾円券・乙百円券が新たに発行されました。丙号券からろ号券までの10円券は、全て和気清麻呂が描かれており、通称では1次~4次と呼ばれています。新円切替のため昭和21年(1946年)に廃止となりました。新円切替の際、丙号券~ろ号券に証紙を貼付し、臨時に新券の代わりとした「証紙貼付券」が発行されました。