ルーマニアはバルカン半島北部の国です。通貨の歴史は古く、1867年に1レウ=100バニの通貨制度を導入しています。
第二次世界大戦は、枢軸国として参戦しましたが、大戦によるインフレにより、
1947年には、500万レイの最高額面紙幣が発行されました。
同年に2万分の1のデノミが実施され、社会主義国となりました。
裏面にはアルジェス修道院が描かれています。
2000年には紙幣がポリマー化され、2003年には100万レイ紙幣が発行されました。
こちらは1947年発行の100万レイ紙幣
同年に2万分の1のデノミが実施され、社会主義国となりました。
1989年には民主化しましたが、経済の混乱からインフレとなりました。
こちらは1999年発行の1万レイ紙幣。歴史家のニコラエ・ヨルガの肖像が描かれています。
裏面にはアルジェス修道院が描かれています。
2000年には紙幣がポリマー化され、2003年には100万レイ紙幣が発行されました。
2005年に1万分の1のデノミが実施され、現在に至ります。