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2月1日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
天は一物を与える
この世に百パーセントの不幸というものはない。五十パーセントの不幸はあるけれども、半面そこに五十パーセントの幸せがあるわけだ。人間はそれに気がつかなければいけない。とかく人間の感情というものは、うまくいけば有頂天になるが、悪くなったら悲観する。これは人間の一つの弱い面だが、それをなるべく少なくして、いつの場合でもたんたんとやる。信念を持っていつも希望を失わないでやることだ。
「天は二物を与えず」と言うが、逆に「なるほど、天は二物を与えないが、しかし一物は与えてくれる」ということが言えると思う。その与えられた一つのものを、大事にして育て上げることである。
松下幸之助 「見方・考え方」クイズ
◇◆人間として必要なこと◆◇
mobaq4 : この幸之助の言葉の〇〇〇に当てはまるのは?
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(毎週金曜日更新)
「感謝と〇〇〇を知らないものは人間ではない」
1 羞恥心 2 お辞儀 3 こわさ
解答&解説コラム
3 の「こわさ」が正解です。人間は、周囲の人びとから直接間接に助けられ、物や環境、あるいは祖先、神仏、自然がもたらす恵みのもとに日常の暮らしを保つことができている。その限りない恩恵に深い感謝の心を捧げるのが人間の道であると幸之助は考えました。そして同時に「こわさ」を感じることも人間として必要なことだと言ったのです。
もちろんその「こわさ」とは、臆病ゆえに感じる「こわさ」ではありません。誰しも、人の道を踏み外さないよう、自分で自分を律し続けることは非常に難しいものです。ところが、子は親がこわい、生徒は先生がこわい、選手は監督がこわいというように、「こわさ」を感じる存在を持つことで、自然と慎み深さが生まれ、身を正すようになる。そうした謙虚な態度に通じる「こわさ」の大切さを説いたのです。
では幸之助にとって、「こわさ」を感じさせる存在とはどのようなものだったのでしょうか。その一つが、世間だったといえます。自分を育ててくれた世間に大いに感謝し、事業を通じて報恩する。その産業報国の精神は、松下電器(現パナソニック)全社員の指導理念となりました。そしてのちに、「世間は正しい」と言うようになったのも、「こわさ」を感じる世間が、自らを正しい方向へ導いてくれる存在であると悟ったからにちがいありません。
【コラム】筆洗
2014年1月31日 東京新聞TOKYOWeb
▼その少年の理科の出来は散々なものだった。英国の名門イートン校で、生物の成績は二百五十人中二百五十番。他の自然科学の科目も、似たり寄ったりであった
▼十五歳の時の成績表には、こう記された。「科学者になりたいようだが、現状からすると、大変ばかげた考えだ。生物学の基本を学べないのであれば、科学者として働くことは望めないし、まったくの時間の無駄であろう」
▼この劣等生こそ、山中伸弥さんとノーベル賞を分け合ったジョン・ガードン博士。皮膚などに分化した細胞は不必要な遺伝子も含め、あらゆる遺伝子を持っている。分化した細胞を元の何にでもなれる万能細胞に戻すことも可能-という今や生物学の基本となった事実を発見した人物だ
▼ガードン博士が開いた道に、新たな金字塔が打ち立てられたようだ。理化学研究所の小保方晴子さん(30)らが、より簡単に万能細胞をつくる方法を見つけ出したという
▼あまりにも斬新なため、英科学誌ネイチャーに最初に投稿した時は「何百年の細胞生物学の歴史を愚弄(ぐろう)している」とのメールが送られてきたそうだ
▼ガードン博士は酷評された成績表を額装して、研究室の机の上に掲げ続けた。小保方さんも、痛罵されたメールを印刷して研究室に飾るといい。これこそ彼女らの成果が細胞生物学の常識を打ち破ったことを示す、最高の表彰状となるだろう。
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