My favorite things 2025

不定期でジャンルもバラバラです。 お気軽に寄って見て下さい、 

遥かなる釣りへの想い - 39 長野八千穂レイク

2012-10-27 12:32:35 | 釣り
八千穂の大型レインボートラウト。61センチ。綺麗です。


昨日の26日(金)に長野県佐久にある管理釣り場八千穂
レイクに行って来ました。

ここは自然の中にある大きな釣り場で環境が素晴らしく、
特に大型のレインボーが釣れるので有名です、立ち込みも
できますし桟橋も準備されているので足元を気にせず
キャストができます。



かねてから前橋のフライショップ「マエストロ」のオーナーから
「是非一緒に行きましょう、釣れる魚の大きさが違います」と
お誘いを受けていました。

一月くらい前にたまたまシュミットの#7ロッドの907を
発注したところ、「相性の良いシューティングヘッドが用意
出来ました」とのご報告を頂き、「テストがてら八千穂に行き
ましょう」と熱意の溢れたお誘いがあり、折角ですので休日
出社振り替え休の金曜日に行って来ました。

八千穂レイクは11月の4日までの営業でその後は来年まで
禁漁になってしまい、そうなると今年は釣る機会がなくなって
しまうのでタイミング的にもラストチャンスでした。晩秋の
八千穂レイク釣行です。

朝7時に高崎駅で待ち合わせ。今回もオーナーのクルマに
乗せて行って頂きます。メンバーは、オーナーの小池さん、
女流フライフィッシャーのリエさん、常連のKさんと僕の4人
です。以前川場FPに釣りに行った時と同じメンバーです。

方角は長野県の鯉で有名な佐久です。高崎からは長野自動
道に入り浅間山の噴煙を見ながらのドライブ。18号線を行き
8時ごろ途中で朝ご飯定食を食べました。まずはちゃんとした
朝ご飯を食べましょう。

上信越道へ入り佐久には9時半過ぎに到着。やや高地です。
ところどころに白樺があり、天気も良く遠くには八ヶ岳も見え
山々の見える視界の開けた自然の中にある小さめの湖といった
ところでしょうか。白樺の林もあり良い雰囲気の中にあります。
何箇所か釣り桟橋があるのが嬉しいですね。



現地でマエストロのお客さんで良くここへ通っているNさんに
お会いしました。フライのブログthe trout bumを書かれていて
八千穂を良く取り上げています。写真が綺麗で印象的です。

シュミットを愛用されており以前からブログは拝見していました。
初めてお会いしましたが意外とお若いのでちょっとビックリ。
スペイロッドの名手です。朝から立ち込みで頑張っていたとか。

入漁料3,500円を支払い早速釣り開始。空いている桟橋に
入ります。今回のタックルは僕だけ9ftの907で後のお三方は
皆さんスペイのロングロッドです。これだけ釣り場が広いと
傍で見ていてもスペイで40メートルくらい飛んでいくと気持ちが
良いですねえ。

オーナーが例によって最初コーチをしてくれました。907は
こうやって畳んでDループが出来たらあとはヒョィとキャスト
すれば勝手に飛んでいきますよ。なんて言いますがこちらは
まだまだ下手ですからね、オーナーと同じような距離は出て
行きません。まあね、初めから上手いひとはいないからまずは
練習あるのみ。

この907はティップアクションで非常に軽くて使い易いフライ
ロッドです。オーバーヘッドで投げると本当に良く飛びますね。
シューティングヘッドはエアフロのスカンジキャスト。ペール
ブルーの色が印象的で一振りでスッと飛んで行きます。
軽快なキャストが楽しめます。



何だか水が凄く減っているのだそうです。通常ならもっと高い
位置に水位があるのだそうですが、僕は初めてなのでこれが
普通の水位かとさして気に留めませんでしたけど。

マエストロのオーナーから釣行前に「1時間で一匹釣りましょう」と
励ましのメールを頂いていましたが、10時くらいから始めて3時
くらいまでの時間ですから5匹釣れれば良いか、なんて思いながら
まずはインジケーターをつけて釣り開始です。

こんなに広い釣り場ですからまともに沖にドンと投げて挑んで、
数が釣れなくても型が良いのが釣れればそれでもう充分です。

先着のNさんが言うには、減水のせいか沖目に魚が薄くずっと
手前で当たるのだとか。ならばそんなに遠投しないで済むかな。

しばらくしてゴツンと一匹目が来ました。非常に引きが強いです。
野性味たっぷり。グイグイと引きます。45センチのレインボー
でした。ファイトが凄いですねえ。評判どおりです。



その後、右隣の桟橋でやっているリエさん達も当たりが
出始めロッドを絞りだしてボチボチと釣れ始めます。13ftの
#6のスペイロッドで釣っているリエさんは良く当たっています。
上手いもんですね。やっぱり場数を踏んでいるひとは違うね。

僕はその後55センチを追加。これは実に良く引きました。
なかなか寄せられません。桟橋近くまで寄せてくるとグーと
フライラインを引っ張り出して行きました。リーダーは3Xの
直結です。



やはり魚は手前側の方が濃いですね。沖目よりずっと手前で
当たりがあります。3Xが3,4回合わせ切れをしました。
もったいない。ガツン! と来てブツンです。あーあ。

12時にお弁当時間。お三方は僕の倍以上はすでに釣って
いますがこちらは慣れるのにせいいっぱいです。
あせる気持ちを抑えてご飯ぐらいゆっくり食べましょう。
天気もだんだん良くなり気持ちの良い時間帯。こういう中で
釣りのできる幸せをご飯と一緒に噛み締めないと。

さて釣り再開、と隣の桟橋を見れば、リエさんが愛用の
13ftのスペイロッドを満月にして耐えています。
大きそうです。沖へ沖へと魚が走りちょっと大変そう。
15分くらいのやり取りの後にネットに収まったのは何と
70センチのレインボーです。デカイねえ。超大型です。
これだけ大きいとネットに入れても女の人だと片手で桟橋に
上げるのが一苦労です。

リエさん、湖の端まで聞こえるような大きな声を出して
嬉しそうでしたよ(失礼!)。

しばらくして僕の方にも良い当たりが来ました。即合わせを
するとゴン!という重量感と共にリールからラインが引き出され、
あっと言う間に沖へ沖へと走り出してまるで根掛かりした
みたいにピタッと止ってしまいました。こうなると無理は禁物、
持久戦です。藻の中にでも入り込んだでしょうか。

しばしの手探りの後、再び動き出しましたがこっちになかなか
来てくれません。行ったり来たりでラインが引き出されます。
やっとの思いでネットに収まったのは何と64センチのレインボー
でした。20分くらいかかったみたいです。良い引き味でした。



その後やや当たりが遠のきましたが、バラシが2、3回続き
気を入れ直したところにまた当たりが来ました。

これも沖へ沖へと持って行かれます。何とか腰を落として
ためて堪えました。魚がデカいとイニシアティブを向こうに
持ってかれてしまいますね。寄せては離れるのを繰り返して
やっとネットに入れるとこれまた61センチのレインボー。

今度は体高がすごくしかもヒレピンで、さっきの64センチより
迫力のある体をしていました。綺麗です。見事な魚体。
野性味のある顔つき。口のところにフライが見えます。



やがて撤収時間の3時近くになりました。温度も下がり空気も
冷たくなって来ました。標高1500mは温度が違います。ドンと
気温が下がります。

帰路の時間も考えて早めの撤収ですけど60センチUPが2本も
釣れればもう充分ですよ。907#7ロッドのテストは想像以上。
もうこれで満足、大満足です。感謝、感謝。

イヤイヤ実に良い釣りをさせて頂きました。楽しかったなあ。
八千穂レイクは本当に大型が釣れますね。野趣に溢れて魚の
引きが全然違います。来年もぜひまた来たいです。

マエストロのオーナー、リエさん、Kさん。今回も大変お世話に
なりました。有難うございました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大腸内視鏡検査に行って来ま... | トップ | 遥かなる釣りへの想い - 4... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿