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映画 「不都合な真実」

2007-02-26 08:07:57 | 映画
アメリカの元副大統領アル・ゴアが今最も力を入れ、精力的に
世界中を歩き、その危機を知らしめているのがこの映画です。

その名も「不都合な真実」

地球規模の温度上昇や、それに伴う海の水位上昇など現在
地球が面している深刻な温暖化現象をゴア元副大統領が
この映画を通じて訴えています。

この映画のためゴア元副大統領が来日し、この深刻な現状に
ついて説明し地球を救うための即刻対応をリクエストしていき
ました。

水位上昇によりフロリダは消滅、NYの一部も水に覆われキリ
マンジャロの万年雪ももはや見られない。結果として何百万人、
何千万人という避難民が続出し、自然が人間に復讐をする。
この危機はもう目の前に迫っているのだ。
この「不都合な真実」は、もはや国の問題でも、政治の問題で
はない、人類のモラルの問題である、と。

もはや、一刻の猶予も許されない、このままでは地球は破壊
され、滅びていってしまう。次の世代のために安全で綺麗な
地球を譲り渡すためには何をしたら良いのか、とゴアは訴え
ています。自分らの都合で地球を壊すことは許されない、と。

自ら主演し、各国で何百回も講演をして、地球温暖化を阻止
するために必死になっているゴア氏の姿には力強い説得力
があります。安っぽいCGを使った、変な映画を見るくらいなら
この「不都合な真実」に目を向けよ、と。

解り易い英語を駆使し優れた表現力で知られるゴア氏には
多くのファンがいるのも隠れた事実で、世界的に支持層は
厚く、多分クリントン時代より人気があるのではないでしょう
か。ちょっと皮肉な感じもしますけれど。


追伸:
今日の午後になって「不都合な真実」がアカデミー賞を受賞した
ことを知りました。これに出演したゴアやこの映画を指揮した
監督やこの映画の製作に携わったひとたちはさぞや嬉しいでしょ
うね。こういう真面目な映画こそ正しく評価されるべきですよん。



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