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懐かしいポンティアック

2009-05-04 16:05:46 | ハワイに関すること
ハワイ島で借りたポンティアック


1962年から製造されてきたGMを代表するクルマのひとつ
ポンティアック

アメリカを代表するクルマの名前といえば、フォードやクライスラー、
GMことジェネラルモーターズというのがビッグネームだった。
少なくとも私らの世代にはあこがれの名前だ。

どでかいエンジンに太いタイヤ。これでハイウエイをすっ飛ばす。
昔のアメリカ映画には良く出てきたシーンで、強くてリッチな
アメリカの象徴だった。アメ車はでかかった。日活の映画なんか
にも扇状に広がるテールフィンシボレーインパラなんか良く登場
していました。まだクルマのあまり走っていない銀座なんかロケ
で使われていました。

トッドとバズの学生二人がシカゴからLAまでクルマで旅をする
「ルート66」、彼らのシボレーコルベットなんかカッコ良かった
ですね。初めはNHKが放映していました。1962年です。
愛川欣也がまだ若々しい声優だった頃ですよ。47年前の話。

ここのところのアメリカ経済の不況を受けて自動車業界も赤字です。
アメリカのクルマ社会を支えてきたビッグネームのひとつ、GMも
経営が苦しくそれまで生産してきた主なブランドも生産停止にする
ことを決定。ポンティアックも来年で生産が終了になるのだとか。

ハワイ島に行くとレンタカー会社はいつもハーツにしていますが
どういうワケか、貸し出してくれるクルマがいつもポンティアック。




これは2回目にハワイ島へ行ったときに借りたグランプリ。

デカイエンジンで二人しか乗らないのにこんな排気量のクルマは
要らないんだけど、飛ばして追い越しをする時などはやはり加速が
良いので納得しちゃいます。「GTOでぶっとばせ」って。
もう誰も知らないロニー&デイトナス。おー、懐かしい。

ハワイの山坂道でパンクさせてしまって立ち往生させたのもポンティ
アックでした。レンタカー会社まで戻って、取り替えてもらったのも
真っ赤な新車のポンティアックグランプリ。

生産中止にはなるもののまだまだハワイ島あたりのレンタカー会社
では当分の間は乗ることができるとは思いますが・・・

無くなると判ると、今度は乗りたくなる天邪鬼なドライバーです。

今とはなっては懐かしい。


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
以前にも話されたような。 (光ちゃん)
2009-05-09 21:07:14
はい、確かに以前にお話しされたような気がします。
その時にも「センター」の略語かなと思ったような気がします。コンテナーでしたか、納得しました。

テレックスも懐かしいですよね。私の前の先輩たちは、あの黄色い紙のパンチを読んでいたような気がします。当時は機械に弱くて、機械式の回転計算機?などを使ったり、計算尺を流暢にあやつる人々が羨ましかったです。

なぜかパソコンが出てきて、私は一人前になったような気がします。
いつも下らないことで申し訳なく感じてはいるのですが、暖かくみてくださるので感謝しています。
返信する
コンテイナーです。 (nnakazawa)
2009-05-09 11:42:39
スイマセン、説明不足でした。
つい昔のくせでCONTAINERと書くべきを
省略でCNTRと書いてしまいました。20フィート
と40フィートのコンテイナーがありまして、40の
ほうが当然長いわけです。こういうでかいものを
ポンポンと運んでくれる物流の設備の規模には
びっくりさせられていたものです。

18WHEELERSで40のコンテナを運んで
いたかどうかは定かではないですが。多分もっと
長いものも運んでくれていたと思います。

以前にもお話されていましたが、CNTRとか
BB(BREAK BULK)とか昔テレックスで
やりとりしていた省略の癖がいまだに抜けません。
いけませんねえ。

DRINKAGEですか。何か仕事の終わりの
楽しみみたいで、美味しそうな響きがありますね。

古いお話は大好きです。そういうお話はいつでも
ウエルカムです、はい。

返信する
無知識ですみません (光ちゃん)
2009-05-09 08:56:20
「40FTのCNTRも何のその」って何でしょう?
40フィートの???がわかりません。とてもでかい長いものなのでしょうけれど・・・。

「TRUCKAGE」で思い出したのですが、飲料メーカーでアルバイトすると、サンプルに日に日本くらい割り当てで貰えました。これを「DRINKAGE」といってました。古い古いおはなしですけれど・・・。
返信する
18 輪 タイヤ です。 (nnakazawa)
2009-05-07 21:36:48
そうです、そうです。
エイティーンホィーラーって呼ばれているとんでも
なく長いトレーラーです。多分ディーゼルエンジン
ではないかと思います。あのエントツのような
エグゾーストから真っ黒な煙を時折吐き出しては
ゴンゴンと走っている姿は力強いですね。

以前船会社にいた頃に、内陸輸送で目的地まで
貨物を運ぶために運賃を出すのですが、これを
TRUCKAGEと呼んでいて、例えば横浜から
揚げ地までの運賃にプラスして最終内陸目的地まで
のフレートを出していました。このときに恐らく
このタイプのトラックが使われていたと思います。

40FTのCNTRも何のその、何でも運んで
くれましたがそのキャパシティにはいつも感心
させられました。

大口をあいている鯰のようで、GULP!と
いって何でも飲み込んで荷物を持って行って
しまう印象です。 ハワイ島で初めて見たときは
興奮しました。あこがれの18輪トレーラーでした
から。思わず、イヤーホーって声を出してしまい
ました。子供みたいですね。

ピックアップには昔から仄かな感情を持っていて
オールドタイプの丸っこいのが好きですね。
ボニー&クライドに出てくるような、荷台に
藁でも積んでノンビリと陽の落ちる国道を行き、
助手席には必ず犬がいて、運転手は初老の爺さん
ってイメージです。映画みたいです。

それにしても、USでいろいろなご経験をされて
いて羨ましい限りです。ご苦労も多かったのでは
ないかとお察しいたしますが、きっとまだ良き時代
に滞在されていたのではないでしょうか。

トラックがお好きと聞いて喜んでいます。いつも
有難うございます。


返信する
トラック文化の国ですよね。 (光ちゃん)
2009-05-07 16:11:30
18 Wheelerですね。
フリーウェイには本当にたくさん走ってます。その図体のでかいことは最初の頃驚きました。米国の貨物輸送と物流が異常に大きいことがわかります。
一度何でこんなところに入って来たのというくらいにでかいやつが、交差点を曲がれずにジャックナイフのように折れ曲がって停車中、その周りの人間で交差点近くに止まった車を抱えて移動するのを手伝ったことがあります。

それから私もピックアップトラックは大好きです。
これも一度だけ雨の少ないSF郊外で凄い集中豪雨になって、ピックアップトラックの荷台にプールができたことがあります。まさにプールです。
中でちゃぷちゃぷ水遊びをして、その後そのままは知らせました。豪快に水をまき散らしながら、荷台から水が跳ね上がるのが面白かった。
この友人のピックアップトラックは、荷台が目張り(?)されたかのようにステンレスで偽装されていたので。
この時も運転席にいる友人と、小柄な私とは遠い距離で話していました。でかい感じが今でも覚えています。
返信する
クルマといえばアメ車でした! (nnakazawa)
2009-05-06 10:48:06
1965年から1970年くらいまでがアメ車の
全盛時代ではなかったでしょうか。

70年代に入ると排ガス規制やらヨーロッパのクルマ
の影響を受けてコンパクト化が進みます。

75年くらいまでがピークで、その後は小型化が
どんどん進んでしまいました。

フォードマスタングファストバック、GMのカマロ、
シボレーのスティングレーは日系米人のデザイン、
シボレーシェビー、べルエア、キャデラック、もう
存在しないオールズモビル、アメリカのクルマの
代名詞のようなダッジ、ビュイックと書き出したら
キリがありません。でも良いですね。ゾクゾクしますよ。

180センチを越える身長、100キロを越える体重
のアメリカ人が三人並んで座っても余裕のベンチシート。でかかったですねえ、アメ車は。ホイールベース
の長いこと。

ダーティハリーの第一作あたりでは、キャラハン刑事
はまだでかいアメ車に乗っています。長さも横幅も
排気量も。やはりアメ車は大きくなければいけませ
ん。ホットロッドに繋がっていくのにはパワーアンド
マッスルカーでないと・・・

ボンネットの上にタコメーターがついていたのは
ポンティアックのサンダーバードではないでしょうか。あの頃はファイヤーバードとかクーガーとかネーミングも凄くてワイルドでしたね。いかにもパワフル
という大出力のエンジンで。

そうそう、エンジンは大体単6とか単8とかただ出力を上げただけのものが多かったと思います。あまり
小技を使わないですね。アメリカのクルマは。
悪くいうと大雑把ですが、でかくてパワフルならもう
それで後に何が要るんだ?って感じでした。

だからメンテもどのクルマも共通しているくらい楽で
した。今みたいに電子部品でいっぱいなんてことはな
く、ボンネットを上げて覗き込むと下の道路が見える
くらいスカスカでした。後になってせいぜいターボ化
したくらいでは。

そういう意味でがいじくりまわす楽しみがありました
けど、部品がほとんど専用部品で輸入物でした。
しかもアメリカ螺子なんていうものもあって、どうっ
てこともない部品なのに入荷待ちにさせられました。

かつて20年近くドイツの小型車に乗っていました。
まだ日本にないディーゼル乗用車でしたがエンジンル
ームがスカスカでした。オイルパンを山道でこすり穴
を開けた以外は大した故障もなく走ってくれました。丈夫なクルマで良く走りました。味も素っ気もない
内装でしたがシートはしっかりしていてヘタリません
でした。これは今でも日本のメーカーは下手ですね。よっぽどの高級車でないかぎり薄っぺらなシートで
す。

NYやLAなどの都会を除いて、これからも全米を
走って欲しいのはピックアップトラックです。
あれは、何ともアメリカの風景に似合うクルマだと
思います。農家はもちろんの事、都心からちょいと
離れたベッドタウンでもセコンドカーでトラックは
乗ってほしいものです。何か夢がありますから。

あと失くさないで欲しいのは、ハイウエイを走る
とんでもないでかいトラックです。前進10何段
ギアで、エグゾーストが煙突のように上に二本立ち
上がっているタイプですね。映画「激突」に出て
くるトラックです。あれもアメリカっぽくて好き
です。

アメリカの自動車産業が今後どうなって行くかは
わかりませんが、かつて歩んで来たのと同じように
自分の道を創り出して独特の路線を行く事と思い
ますね。今は過渡期で過去にも同じようなことを
経験していますから、アメリカはアメリカのクルマ
文化を創り出すと期待したいですね。

ハワイ島でも良く走っていますよ。すれ違うと凄い
風圧でハンドルを取られるくらいです。



返信する
アメ車ですね。 (光ちゃん)
2009-05-05 21:17:47
マスタングマッハ1,マーキュリークーガー、スティングレー、トランザム・・・
思い出すだけでもわくわくします。

日本の車がちまちまと、DOHCにして高馬力を稼ぐ中、アメ車は古いOHVで大排気量で、凄い音で走りましたね。
ボンネットを開けても、日本の小型車のように隙間のないくらいびっしりという感じがなく、実にメンテナンスしやすい隙間がたっぷりありました。
近くに修理工場もないようなアリゾナの砂漠でも、地平線までコーン畑が続いているようなオハイオの田舎でも誰でも面倒みられるくらいシンプルな造りでした。

燃費と言う言葉は当時のアメリカにはなかったのではないかと思うくらい馬鹿でかい排気量と図体で良かった。

そもそも寛大な気持ちで日本人に車造りを教えた事が間違いだったのではないでしょうか。
上手にコンパクトに時代にマッチした車を日本人はこさえました。
しかも寛大ついでに自分の庭先で造るのを認めたのですから、『軒を貸して母屋を取られる』という過ちを犯したのでしょう。

そうそう、ポンティアックだったと思いますが、ボンネットの上にメーターがありましたね、タコメーターか何か?
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