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ラテントピック・一語一絵 その8

2021-02-20 08:31:56 | ラテントピック・一語一絵
Martinho da Vila

マルチーニョ・ダ・ヴィラ

ブラジルのサンバシーンならこの人が
いなければ成り立たないくらい。キャリアが
長くヒット曲もたくさんある。
もう何でもサンバにしてしまうマルチーニョ節。
独特の歌いかた。息の長い歌手だ。今だにトップ。
こんなにサンバ臭い歌手はいないのじゃないの。

若い頃はアフロヘアを長くしてアフリカ色を
強く出していた。現在はさすがに頭も薄くなり
丸い眼鏡をかけているし腹も出て来た。もう
80才も超えたが元気だよな。渋くなった。
随分前の話だが友人がブラジルに行ったら、
マルチーニョのCanta,canta,minha genteが
どこへ行っても流れていたとか。

この人のリオの贔屓エスコーラはヴィラ・イサベルだ。
何年か前にヴィラ・イサベルが優勝した時は嬉しかっ
たろう。ヴィラ・イサベルと言えばマルチーニョ、と
言うくらいの存在だった。

確か息子がエスコーラのマルチーニョのポジションの
後を継いだ筈。

そう言えば、何かとお騒がせで話題になる日系の
サブリナサトウもしばらくヴィラ・イサベルに
出ていたような記憶がある。ついでに思い出した。


ヒット曲は多すぎて書き出したら大変。
男の歌手でサンバサンバしたサンバなら
マルチーニョだね。アッと言う間にマルチーニョ
サンバワールドに引っ張り込まれてしまう。
パウリーニョのサンバが都会的で垢抜けてる
とすればマルチーニョのサンバにはどこか
より大衆に近い臭いがする。

Mulheresは泣かせる。慈愛に満ちた渋い曲だ。
歌詞が良い。涙があふれそう。長い人生経験が無いと
あの味は出せないね。高揚感を味わいながら
マルチーニョと客席が一緒に歌うのは良いな。まるで
共に過ごした時間の懐かしさを楽しんでいるようだ。

アフロヘアに髭だらけ。簡単そうで絵にすると悩む。
結局若い時の顔にしたが結構悩んだ。いや、まだ
悩んでるよ。なんとか上手い線を出せないものか。



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