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ミネソタの会社だった3M。 今じゃメガカンパニー。
一時期幻のロッドとまで言われたフィリップソンロッド。
竿の良し悪しは個人の好みが絡むので、どこが幻なのか良く
わからないが、数の少ないものはとかく幻として持て囃される。
それはともかくとして、手持ちの6FTスピニングは以前に紹介した。
1970年代の購入で、個人的にはロンドンからハーディのフライロッドを
持って来て貰った時期と重なる。
一時期スミスがフィリップソンロッドを販売していたことは前にも触れた。
フィリップソンはパウエルと並ぶ由緒ある会社だったが、後年になり
フィリップソン社は3Mに買収される。 そしてブランクには3Mの文字が
加えられるようになるが何故かすぐにロッドの生産を終了してしまう。
だがガイドをつけて組み上げられる前のブランクは在庫として残り、これは
3Mとは別の会社に引き継がれていった。
かなりの量の在庫があったようだ。
6FTのスピニングを手に入れたものの、その他のシリーズも
買いたかったが、無いので仕方なくブランクを入手し、自分でガイドをつけ
組み上げたものが何本かある。これもかなり前のことだ。
物置探しをしていたら、チューブケースに入れたままのフィリップソン
が出て来た。4,5本ある。ガイドを乗せてない手付かずの2ピース
ブランクもあったが名前がない。おそらく同じものだろう。
SS70M と D7M1 と記されている7FT用のブランク。
今じゃ重たいので使用することもないからまた記憶の底に埋もれて
いくことになりそうだ。
Rod Blankと記されているが、珍しいのかどうか。 フライロッドを
自作しようと思ったが、長さが足りないのであきらめることにした。
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